2019/10/27 Street VWs Jamboree の日
豊橋に泊まった翌日は、毎年恒例のワーゲンイベント "Street VWs Jamboree" の日。それも、今回は VOLKSAWAGEN GROUP JAPAN 本社での開催である。
朝食は6:30から。エレベーターに行くと、2人が待っていた。「あらあら、早い朝食だこと。」っと思ったら、「ワーゲン乗っていらっしゃるんですか」と関西弁風イントネーションで。私がワーゲンバスのアロハを着ていたし、今日はStreet VWs Jamboreeであるから、確実にそれに行く人だと分かってしまう。
なんとなく、たまたま彼らも隣の席に。席には子供を連れた人も。2人はキャンパーでの参加とのこと。我が家も'66キャンパーを乗っていた話などもして、微妙に盛り上がる。
朝食後にパーキングに行って'65ビートルを出してもらう。待つ間に、ホテルの前を空冷ワーゲンが3台ほど走り抜ける。彼らが曲がって行った角を追いかけるように曲がって走っていくと、左側に数台の空冷ワーゲンの車列。信号待ちで右手から右折していくビートルが、その車列に着く。我が'65ビートルもその車列の最後尾に。ベイブリッジウェイという道をワーゲンが行列をなして走っていく。赤信号で前の方は行ってしまったが、後ろの信号の先頭は、ビートルとレイトバスである。
港の会場に向かって右折をすると、2台、また2台、そしてもう一台と路肩にワーゲンバスが止まっている。仲間を待っているのだろう。会場が近づくとやはり左車線は渋滞。ただ、残念なことに、3、4台普通のクルマも挟まってしまった。そのうちに普通のクルマはいなくなり、前に後ろにワーゲンを眺めながらの入場である。この、朝の入場がわくわくしていいのである。
既に、半分ほどは集まっているようだ。次男が開設しているスワップ・ミートに寄って荷物を下ろし、自分の展示場所へ。今回は「旧ナン街道」でのエントリー。みんなとちょっと離れた会場だが本社ビルの正面のハイソナ駐車場である。流れる音楽も、メイン会場とは別なハイカラなものらしい。
そこには、やはり古いナンバーのオーナーたちの姿が。ただ、古いナンバーながら今回は一般エントリーという人が少なくなかった。できれば、古いナンバーをずらりと並べたいが、エントリーフィーが高額だから、今の時代は仕方がない。只今失業中ながら、そんな高額を支払える人たちのエリアの一台となった。(笑)
そこから徒歩で次男のいるSWAP MEETへと戻る。結構広い。なんでも、今回の参加台数は約600台だというから、単純に駐車場に並べても広大な場所ということになる。
午前中は古いワーゲン仲間と会場を半周。昼は、VWの社食。昼食後には日が差してきたこともあり、再び半周。結構、知り合いにあったが、会えなかった人もいるから、それだけ台数が多くて、広い会場だったということだ。
楽しかったのは、ベントレー、ポルシェ、フォルクスワーゲン、アウディ、ランボルギーニが5台並んだ展示であった。最近のFIA GT選手権を戦っているメーカーの車がズラリである。最近のGTやツーリングカーレースは、VW社同士が戦っていると云えなくもない。セアトも、シュコダも並んでいたら、もっとVWの偉大さをアピールできただろうが、それは奥ゆかしく小出しにしていくということだろうか。ここでは、最近のレースで活躍しているVW社の車について、案内の方に力説しておいた。皆さん社員の方だと思うが「そういえばカレンダーにザ・ビートルがラリーしているような写真がありました。」などと言いだすから、FIA RallycrossやAmerican Rallycross、ついでにGlobal Rallycros、そしてクリストファーソンなどの講釈もしてしまった。残念なのはスコット・スピードの話しができなかったことか。まあも彼は今年はスバルだし、過日ジャンプで飛び過ぎで大けがをしてしまったし、まあいいか(笑)
そうそう、Rallycrossのヨーロッパ選手権に一台ザ・ビートルが出ていることは話しておいた。そんな話をしているときりがないのである。
まあ、そんなことで大満足。帰る頃になると、次々とワーゲンオーナーが挨拶にやって来て、会場を出たのは最後の方だった。
そして、向かったのは浜松。10月末の午後4時が近い時間というのに眩しい太陽で明るい良い天気である。運転はトロッ子さん。そして、ホテルにも一発で到着。パーキングに入れるのは、いつも私の担当。
ホテルは豊鉄の第一通り駅の前。暗くなってきてしまったので、さっさと居酒屋を探すが、豊鉄のガードの先が飲食店街の様である。角には、ちょいと渋いスパゲティの店があったが、お腹がいっぱいになりそうで、その先へと行く。
賑やかな飲食店の隙間に「玄忠寺」というお寺が。2本の杉の木だろう。立派な木が入口の両側に2本並んで高く伸びていた。
そこで振り返ると細い路地があり、奥に赤ちょうちんが見える。通りの名は「田町南仲通り」と商店街か居酒屋街といった感じであるが、手前は広い駐車場などになり、奥の方に4、5件店があるのみ。そして、日曜日だからか営業をしていたのは「やらまいか」とかいう店。覗くと良い感じの店だったので、すぐ入る。
カウンターは7人掛けぐらいのところに3人組と一人のお客さん。奥に小さなテーブルに2、3人。カウンター後ろの座敷は6人用のテーブルが2つあり、そこへ案内していただく。
海が近いから「まくろ中トロ」を頼む。久しぶりの刺身にビールを美味しくいただく。トロッ子さんは「イカゲソ揚げ」を頼んだら、今日はないとのことで「タコげそ揚げ」を頼む。タコというのは足が早いから新鮮でなくては扱っていないと思う。とても美味しくビールが進んだ。仕上げは焼きそば!!
気が付けば、店内は常連さんでいっぱいに。いい店なんだな~と実感させられる。どれも美味しくて、居心地が良くて大正解だった。
昨晩も豊橋で路地を入った小さな居酒屋で楽しみ、今宵も良い店に入れた。初めての地での良い居酒屋探し、これは経験値というのだろうか。60年も生きれば、そのぐらいのことはできなければ恥ずかしい!!(笑)
土曜はトロッコで、日曜はワーゲンで楽しんだからか、ホテルに帰るとしばらく眠れなかった。さて、翌日は近年走っていない地を通っての群馬への帰宅である。
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