2019年、夏の岡山の帰り、丹波国の亀岡に泊
いつものように国道沿いのホテルにチェックインすると顔を洗って歩いて亀岡駅に向かったのだが、時間が遅かったこともあるかも知れないが、とにかく道中が暗かった。
亀岡は旧丹波国の中心都市と云われている。旧丹波国は亀岡、福知山、篠山の3つの都市が含まれる京都、大阪の一部、兵庫にまたがる大きな国だった。それだけに、亀岡は栄えていたに違いない。そして、当時の町が奇跡的にほぼ残っているのが素晴らしい。呉服町、旅篭町、塩屋町、紺屋町などという古い町名とともに区画も、道路もほぼ往時のままである。
過去に何度かワーゲンで町に入ってしまい、何度か通り抜けるのに苦労した。ある時、歩いてみたら、それはそれは古いままの町だった。それからである。亀岡に泊まり、夕飯は歩くのである。ただ、毎年の様に、時には春4月も歩いているのだが、今回は町がいつもより一段と暗いように感じた。
駅前通りにポツンとミスター・ドーナッツの明かりが。この並びが「満寿家」である。食堂の「ますや」の電気は当然消えているが、透かして見ると明かりが見える。
ミスター・ドーナッツと駅前ロータリーの間に小さく光る看板に安堵して階段を上る。
今回は京都市内のワーゲン仲間が一緒に飲みたい(コーラだけど)とのことで落ち合ったが、私たち夫婦が到着してビールを一口飲んだところで彼がやって来た。お父さんがワーゲンオーナとのことだが、最近年を取られたのかワーゲンを手放すなどとなり、そこで「ここは私の出番だ」と自分が引き続き乗ることを伝えたという。
ワーゲンは確か'71年のビートルの1300かな。見た感じは。奥さんもビートルで出かけることを気に入ってくれて、子供と3人で出かけたりするようで、彼は大喜びで色々な話をしてくれた。ワーゲン仲間というものは楽しいもので、時に出掛けた先で一緒に食事というこがある。
楽しいが、私はビール二本まで。岡山から約200キロ運転してきた、えりこさんが疲れているのに、のんびりはできない。
ただ、三人とも時間を忘れるように会話を楽しんだ。
帰りは後部座席に乗せてもらいホテルまで。
ホテルに到着しても写真を撮って大騒ぎ。いやいや楽しい晩だった。
翌朝はのんびりと朝食。月曜の朝であるから、仕事の人たちは出かけた後。二人だけ取り残された感じで、のんびりと。
群馬から来た時は台風6号が接近する中やって来たが、帰りは真夏である。京都である。のんびりと出たということもあるが、国道9号から国道1号と、午前中から暑い、暑い。鴨川を渡る辺りからは古い建物も残り、暑いながらも車窓を楽しむ。
今回は琵琶湖沿いのさざ波街道(?)を走ろうと旧道で浜大津に出て近江大橋である。春に泊まった浜大津もこの日は暑かった。電車と遭遇することを期待して走ったが、残念なことに電車現れず浜大津駅を過ぎてしまった。
この後の琵琶湖沿いは気温28度の表示もあり、最初のうちは快適だったが、近江八幡辺りからは30度を超え、猛暑になっていった。
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