2019年1月11日 昭和な仲間と昭和的飲み会
場所は司馬からも近い、御徒町の中華や「八仙宮」。会費は3,000円だったが、表の看板には「飲み放題、食べ放題 2,980円」とある…。
最初から「おいおい、この20円はどこ行くんだよ!!」である。
それぞれ都合があるから、最初は少なかったが、気が付けば約30名が集合していた。司馬のお客さんがこんなにいたのかと驚くほど。普段飲んでいるときは争ったりする人たちも少なくないが、この日ばかりはみんな仲間となった。
シメはマスターのありがたくもなんともないお話。若手が気遣って二次会を探すも、マスターは「フィリピンの店がいい」と後輩たちのありがたい行為を無下に断っての二次会へ。
二次会は湯島寄り。全員が店を知っているわけではないので大騒ぎでアメ横を抜けていく。
まだ8時半過ぎだがアメ横の商店は閉店。
いつも司馬で飲んでいたぐらいだから、みんな良く知っている通りであるが、なぜか大はしゃぎ。
その昔は呼び込みがうるさかった「仲町通り」へ。
小さなスナックだったが、一次会の約半数15、6人が集まって立ち飲みが出るほど。
景気の良い時代は良くあった光景らしいが、カウンター内にお客さんを立たせての大騒ぎ。みんな勝手に飲むし、食べるし、歌うし、酒をコートにこぼされて大騒ぎするし。9時前に入ったのだが気付けば12時近く。「おう信沢君、終電は何時だ」といまさら言われても、「そっち方面もう間に合いませんよ」という昭和なのどかな飲み会。
私は歩いても帰れるということもあるが、みんな終電を忘れての飲み会というのは近年はなくなったな~と思う。
そんな感じで、終電に間に合いそうな人は店を出る。方面が一緒の女性と二人で歩き出すと、まだ山手線の終電に間に合いそうだと御徒町駅へ。彼女は西日暮里だからずいぶん助かる。
バッチリ間に合い上野で分かれて、私は終電の写真を撮ってからホームを降りる。
時には人がほとんどいない上野駅というのも良いものだ。
いつもは人に遠慮してシャッターも切れない時があるが、安心して切れる。
もう電車はなくなっているが、改札を入っていく人もいる。入ってから電車がないことに気づく、ちょっと滑稽な光景。
平成が終わるが、その平成とともに昭和も終わってしまうと思ったのであった。
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