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2018年9月24日 (月)

2018年9月16日 '69VWで西浅草へ…というか

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年に一、二度西浅草の荷物を入れ替えに行く。今回は車検が上がった'69 VW1500。
昔、靴屋さんがあった角から国道50号に出ると、随分と景色が変わっていた。

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車検が上がった'69 ビートルは絶好調というか、今までにない非常に良い乗り心地。走りも良いし、エンジンも静かで力強い。そんなわけで、大泉の喫茶ビートルでランチとした。

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マスターはビートルに興味はなかったらしいが友人に勧められて付けた店名らしい。恐らく店内にちりばめられたビートルのおもちゃも友人の趣味だったのではないだろうか。

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ランチは分厚い豚肉の生姜焼き。美味しかった。そして店を出るとどこかで見たような人が挨拶をしている。しばらく気付かなかったが、太田に住むネットで知り合った友人だった。新旧のリアエンジン車を並べて記念撮影。

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西小泉の駅前風情はまだ残っていたが、駅舎は洒落たというか合理的な建物になってしまった。まあ、以前の駅舎もとても合理的な作りではあったが、お洒落とはかけ離れた渋いものだった。

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駅舎は変わったがホームの上屋は以前からの木造のまま、駅舎の脇には昔の駅構内の空き地が広がり、一筋の線路が草むらに埋もれていた。

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駅前の自転車預かり所は以前のまま。その昔は駅前商店街であったはずだが、そんな風情がわずかでも残されているところにありがたさを感じなければいけないだろう。

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そして国道354号つながりで次に寄ったのは、ホフマン窯。「旧下野煉化製造会社煉瓦窯」である。

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トロッコの線路があるというので、全く予備知識もなく記事になるかもわからない前提で、取材を兼ねて見学させてもらった。

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16角形の異国を感じる煉瓦の建物。窯がぐるりと16個まわるくなって16角形を形作る。例えば「第一号」窯に煉瓦の型に成形した粘土を積んで焼き始める。次に第二号・・・最後に第十六号に入れて焼き始めるころには、第一号の煉瓦が焼き上がっているという仕組みだ。

24時間、煉瓦を焼き続けることができる。

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その窯の上に円形の二階がある。丸い蓋が整然と並び、周囲と内側にはトロッコの線路がある。炭、いや粉炭を積んだトロッコを押して回しながら、丸い蓋を開けて炭をくべていくらしい。窯の中の煙は窯の下方の穴から吸い出され中央の背の高い煙突へと吸い上げられ、この小さな蓋を開けても内部が負圧になっており、炎や煙は出ず、粉炭は吸い込まれていくのだろう。

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着いたのも遅かったが、ホフマン窯で汗だくになるほど長時間楽しんでいた。国道4号に出て西浅草に向かえば、間もなく空は夕焼けになっていた。

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暗い中、西浅草に到着しマンションとビートルの中の荷物を入れ替えて、西浅草の焼酎バー「カワバンガ」に挨拶して夕食へと向かう。夜8時というのに雷門は多くの観光客で賑やかだ。

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東京スカイツリーに向かって走り業平橋へと向かう。

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なぜならば業平のジョナサンは駐車場があるからだ。そして、店内の出入りでスカイツリー見学。帰り道はスカイツリーの真下を走り言問橋で帰っていく。

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帰りだしてムトウ君の店が近いことを思い出して、狭い道をクネクネと走り「FUJICAFE」前で記念撮影。道が広いと思っていったのだが、なんと道路工事中でコーンがたくさん置かれていた。

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'69 VW1500 ビートルはとにかく気持ち良い走りをしてくれた。40年間このビートルに乗ってきたが、もしかすると今までに最高の乗り心地、運転の心地よさかもしれない。
いつもなら埼玉の県道35号から国道17号に出るあたりでドライバー交代をするのだが、運転が心地よくて、上武国道の方まで運転してしまった。
心地よいビートルと、喫茶ビートルと、昭和が香る西小泉駅前と、歴史とともに謎を感じるホフマン窯と、なんだか昔っぽい浅草を満喫したのだった。
人生は楽しいね。

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