上電 デハ101 卒寿記念乗車 その2
中央前橋駅を発車すると広瀬川沿いを走り、すぐに一毛町のカーブとなる。
実は私、電車の写真を撮るようになったから、上電に乗るようになったのだが、それまでは、もしかすると1度しか乗っていない。
まだ歩き始めたばかりだったから、1歳とか2歳とか。ある晩、父親が「電車に乗りに行こう!!」などと言って連れ出された。その「でんしゃ」の意味も分からなかった。自転車のフレームには鉄製の子供用のイスがまたがっている。恐らく自転車に乗せられるようになったからかもしれない。
自転車で中央前橋駅へと連れていかれ、「でんしゃ」というものに乗せられた。暗い駅、暗い電車のイメージが残っている。乗車したのは間違いなく「一毛町」の駅まで。一駅で下車して線路沿いを少し戻り、小川さんの鯉の養殖池に行った。暗い中、黒い色の大きな池の縁を歩く。「あっちゃん落ちるなよ」などと言われながら。
まあ、そんな記憶があり、その後乗ったのは、中学になって赤城駅の電車の写真を撮りに行った時だと思う。
さて、電車の中は約30名のそれなりのマニアの方々が乗車。ロングシートの中央には重たい会議用長机が並べられ、引き換えたお弁当とお茶が置かれる。
車内の雰囲気、モーターの音などにみなさん感激し、写真を撮ったり、音を録ったり。
私はというと、妙に落ち着いている。車内の雰囲気も、モーターの音も、なんというか、私にとっては当たり前なように感じられた。
懐かしいということもなく、落ち着く空間。「電車とはこれだよ」となんとなく感じていた。
新鮮で面白かったのは、いつもとは違う枠組みの車窓の眺めと、いつもとは違う駅で交換する電車。
私の場合、上電に乗ると最近は、ずっと立って写真を撮っている。今回も、いつもと同じ。
赤城駅に着いて少々停車。電車を降りると向こうからスペシャルなカラーの東武の「りょうもう」がやって来た。
みなさん「おぅ!!」と楽しげ。私もバシバシ写真を撮る。ここは東武の電車がやって来るので昔から華やかさがある。中学時代は貨物もあり、引込線もあり…。そんなところの殆どは太陽光パネルが大量に並べられていた…。
さて、今日はここまでですか。もうすぐ西桐生。
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