TOKYO Sky Tree from down town. 吉原をひと回り。
後半休で所用を済ました後、午後2時半頃に西浅草のマンションを出る。
真っ直ぐに北上する通りを行く。喫茶店のピーターの脇を通るが、普段暗い時間に見ることが多いから、二軒がつながっている建物だったことにちょっと驚く。
東京の下町は古い建物が次々に壊されていくが、まだ微妙に点々と残るのを楽しみながら行く。
廃業したような古い店が並ぶ通り。反対側はサッパリとして新しいマンションが建つ。そんな隙間から東京スカイツリーが見える。
言問橋に向かう言問通りを渡り、千束に入り更に北上する。
千束に入った辺りから、古い家も目立つようになる。
一つ目の信号を斜め右手方向に曲がり、国際通りを横切ると花園通りへと入っていく。
「花園通り」とは、なんとも吉原らしくて良い名前である。街路樹は色付き、それも華やかな印象を与える。
信号を左に折れ、仲之町通りへ。
洒落た古い店舗が所々に見えてくる。
空き地の向こうに古い店舗。最近まで古い店舗が並んでいたようだが、既に空き地。
「吉原神社」の幟が立ち並ぶところは「吉原弁財天」。小さな箱庭の様である。
生憎の曇天で、日も暮れかかって来た頃、ちょっと背筋がゾクゾクとするような雰囲気を感じつつ中へと入る。
関東大震災で沢山の遊女が飛び込んで亡くなったという弁天池は、今は錦鯉の泳ぐ、とても小さな池が造られているだけではあるが、そんな姿に歴史、文化を感じさせる。
ここを過ぎると吉原ということになる。古い日本的な店舗が目立つようにはなる。
すぐ先には吉原神社。
良い感じの看板建築も連なる。
断裁所に御菓子店、これも吉原に縁のある店舗なのであろう。
そして喫茶店が目に付くようになる。
このような昔風の店舗にするのも、吉原という歴史がある地だからだろう。
間もなく中心地らしい建物になってきた。
立派な洒落た建物は「Hair Room」とあるから美容院である。この立派さは吉原という場所を象徴するようである。
古い江戸時代から続く遊郭ではあるが浅草方向に目を転ずれば、東京の下町の住宅街の風情である。
中心と言える角に「季節料理 大黒屋」。隣は「お待合せ処 ダイコク」。喫茶店やこんな店で、待ち合わせをしたり、情報を得て目当ての店に行くのである。
まだ時間が早いのか、それらしい女性といえば、ミニスカートの小柄な女性を一人見ただけである。開店前は、出勤前の女性たちが喫茶店に集まり、軽く食事をしていく光景を見たが、時間帯によっては今もあるのだろうか。
まだ午後3時半前だが、暗いからか店の看板の明かりが目立ちだす。
店員が表に立っている姿もあるが、この時間だから喫茶店には客はいない。年配のマスターやママさんが、愛想良く声をかけてくれる。
吉原の辺りの道は東京スカイツリー方向に向いており、どこの通りからもスカイツリーを眺めることができる。
細い路地の向こうには高いビルもなく、東京スカイツリーが良く見える。
細い路地にも古い店舗が点在して残るところに、往時の賑やかさがうかがえる。
S字にくねった道を抜ければ吉原大門の交差点。
出た通りは浅草から明治通りへと抜ける通りだから車では何度か走っているが、歩いてみるとこの辺りは古い店舗が多いことを実感できる。
こちら側は日本堤消防署、あちら側は東浅草となり、すぐ裏が山谷堀となる。
古い店舗は、材木屋の様である。もっと明るければ、向こうに渡ってうろうろしたいが、まだ3時半というのにこの暗さ。足は自ずと帰り道に向く。
古い街に良くある古い道と新しい道が交錯する交差点。東浅草を見たところで西浅草へと戻る。
「あさくさ 千束通り」を通るのもなんだから、花園通りとの間の細い道を行く。
古い家がポツリと1軒残された区画で、なにやら工事が進んでいた。マンションができるのであろう。
華やかな雰囲気の花園通りの裏には、渋い商店が並び、安そうな居酒屋やスナックも並ぶ。薄暗くなっているということもあるが、吉原側が日向で、こちらは日陰の町という感じだ。
下町風情が充満する道から千束通り方向を見れば、どこからでも東京スカイツリーがある。
スカイツリーのライトアップはまだまだの時間だが、花園通り側を見れば、賑やかな明かりが吉原の中に続いていた。何台かの車がやって来ているのは、お姉さんを迎えに行ってきた車だろうか。
歴史ある町らしく、丸い窓の付いた店舗。昔は洒落た料理屋や旅館でこんな窓を良く見かけたものである。
スナックだろうか、喫茶店だろうか「街角」。なんだか昭和である。そんな昭和の店が多々残る通りだったが、営業しているしているところはなく、早い日暮れも相まって昭和が暗闇に消えて行くように感じたのであった。
周囲は車で走り抜けても、今までは歩いたことがなかった吉原辺り。今回はコンパクトデジカメを持って2時間ほど薄暗い中を歩いただけではあるが、昭和の残り香がそこここに充満していた。
この先にも行ってみたい。あの先には何かがありそうだ。そう思いつつも暗闇が迫ってしまった。次はもっと天気の良い日に時間をかけて歩きたい。昼を食べたい、コーヒーを飲みたい。
| 固定リンク
「西浅草」カテゴリの記事
- 2019年 仕事始めかな。(2019.02.11)
- 昭和が遠くなってきた。2018/11/25~27(2018.12.08)
- 2018年9月16日 '69VWで西浅草へ…というか(2018.09.24)
- 2018年1月23日、雪が積もった西浅草(2018.02.10)
- 2018年1月22日は雪でした。(2018.02.04)
「東京スカイツリー」カテゴリの記事
- 2018年9月16日 '69VWで西浅草へ…というか(2018.09.24)
- 2018年1月23日、雪が積もった西浅草(2018.02.10)
- 2018年1月22日は雪でした。(2018.02.04)
- TOKYO Sky Tree from down town. 吉原をひと回り。(2017.12.10)
- 昭和のオープンカーで西浅草往復に挑戦!!(2017.10.10)













































コメント