« 2017/3/18 石岡と真壁、下館。昭和な線路の日 | トップページ | 恒例、春の関西行き。終着駅編 »

2017年3月19日 (日)

2017/3/18 石岡の街をぶらぶらと

Dsc_0618_beautiful_kanbankenchiku

トロッコを押しに(!?)石岡市へ行ったついでに街中をぶらぶらと散策。

Dsc_0449_ishioka_parthenon

トロッコのある福島屋砂糖店からは、まるで映画のセットのような看板造りが並ぶ。それに驚き、期待して街を散策すると、すぐにパルテノン神殿が!! 化粧品屋さんだが、もとはなんだろう。豪華な造りから薬屋を想像したが。

Dsc_0458_nippaishiryo

こちらも洋風な看板建築。日配飼料とあるが、以前はこちらも長いトロッコの線路があったとのこと。その隣にも線路があるらしいが、今は空き家で別の所に住んでいるらしく中は見られない。ザンネン。

Dsc_0478_chouhyuten_kado

なんとなく角を曲がれば「鳥獣店!?」とついつい声を出すと、「昔のペットショップ」の声。

Dsc_0505_ishiokashi_ibaraki

古い歴史が残る町はどこも一緒で、空き家や空き地が残るが、しかし、そんなところにも歴史が残っている。

Dsc_0529_ishioka_syuzou_ato

今は酒屋になってしまったらしい酒造。往時を想像するに十分な貫禄を感じる。

Dsc_0551_spring_ishiokashi

古い、古すぎる街だから、お寺や神社も沢山ある。春らしい淡い日差しの中の神社が良い感じだった。

Dsc_0559_ishioka_wooden_office

駐車場に戻るのに角を曲がり歩いていると、魅力的な木造の事務所が。この辺りは何かの中心部ではなかったのではないだろうか。

その先の角に残る廃屋も、賑やかな通りの居酒屋を想像させた。

Dsc_0578_brick_wall_ishiokashi

その向こうは石岡小学校。そこを道なりに国道方向へと曲がる。小学校が常陸国国府跡とのことだから、この石岡の中心へとつながる道は大昔から賑わっていたに違いない。長い煉瓦の塀や、古い立派な先ほどの事務所からは、ある時代ここが商工業の中心だったのではないかと思う。

Dsc_0590_izumiya_ishioka

小学校へ通じる道は古い商店が数多く残る。その中の一軒、「いずみや食堂」の前に来ると11時57分だった。

Dsc_0599_teisyoku_izumiya_ishioka

朝もちゃんと食べていないし、三人ほどが店内に入っていくのを見て、我が家もここで昼食とした。店長おすすめの回鍋肉定食と野菜塩ラーメン。

お彼岸でお墓参りで来たらしい高齢のおじさん二人が、それぞれお酒を飲みながらの昼食で、初めて会ったようだが話が盛り上がっている。私も混ざりたいが、ワーゲンがあるし、交代の運転手はいるとはいえ、まだ運転はしたい。

美味しい定食とラーメンで、お腹を満足させた。

Dsc_0611_beautiful_kanbankenchiku

そのまま歩いて国道に出ると、正面には素敵な看板建築が。

Dsc_0619_tamagawaya_ishioka

その建物の渋さに玉川屋さんに入ってみる。おばさんは耳が遠いのか、大音響でテレビを見ていたが、その音量のまま色々と楽しい説明をしてくれた。

Dsc_0680_ume_plum_syuzou_ishiooka

県道7号に向かって街を抜ける辺りまで行くと、古い大きな商店と酒造らしい建物を見て、ビートルを止めて歩いて一回り。梅と古い蔵が春らしい。

Dsc_0140_muraijyozo_makabe

県道7号で真壁町の石田金物店へ。トロッコを押して遊んで、すぐ近くの村井醸造へ。3.11で崩れた瓦や土壁の修復をやっていたが、あれから6年経ち随分と綺麗になっていた。

Dsc_0152_muraijyozo_makabe_65vw

例年であれば1月2日に新酒を買うのであるが、今年は遅くなってしまった。

Dsc_0171_65vw_in_muraijuozo

石岡でも「純米酒 筑波」を買い、ここでは新酒と「純米酒 真壁」を購入。三本の日本酒と共に帰路につく。

Dsc_0409_old_gus_station_shimodate

下館駅が近付いて時計を見ると、C11が牽く列車が到着する頃。とりあえず、駅近くの踏切まで行くと、間もなく列車がやって来た。そんな光景を撮って本当に帰路に。

しかし、国道50号に出る手前で渋いガソリンスタンド跡を見て「ここは!!」とビートルを止める。

Dsc_0414_gate_railroad

実は線路のようなものが見えるので、寄ってみたかったところだった。なんか、変なところに線路らしいものがあるので、トロッコの線路ではないかと思っていたのだが、それはただの門扉のレールであった。

トロッコを二か所で押して、蒸気機関車も見て、最後には門扉のレールの廃線跡。門扉のレールであっても、「それを自分で見て確認することが大事」などと語りながら帰ったのであった。

|

« 2017/3/18 石岡と真壁、下館。昭和な線路の日 | トップページ | 恒例、春の関西行き。終着駅編 »

旅行・地域」カテゴリの記事

昭和」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

ワーゲン」カテゴリの記事

トロッコ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2017/3/18 石岡の街をぶらぶらと:

« 2017/3/18 石岡と真壁、下館。昭和な線路の日 | トップページ | 恒例、春の関西行き。終着駅編 »