シルバー・ウィーク '65 VW で加須へ
少し前にデスビを009から純正のバキューム付に換えてはじめてのツーリング。ディストリビュータを元に戻しただけで、なんとも快適になった。低回転でアクセルを踏み込んだときのノッキング的な、もたついた症状がなくなり、エンジン回転の全域に渡りスムースにアクセルペダルにと連動するようになった。
面白いのが乗り心地も良くなったことである。エンジンがスムースになっただけで、乗り心地もスムースになり、今まで感じていた振動的なものがなくなったのである。
天気もよく、'65ビートルは快調に走る。というか、今までも「座り心地の良い椅子に座っていたら、目的地まで連れて来てくれる」などと話していた空冷ビートルの乗り心地であるが、乗り心地などは語らなくても良いほど静かになったのである。
そして、いつものように下道を走っての寄り道。今回は加須に寄った。
トロッコでお馴染みの「菓子問屋 加藤本店」である。日曜日で閉まっているのは知っていたが、線路の寸法を測りたくて。
寸法を測ると、昼も近いことから、大辻の無料駐車場にVWを止め、カメラを持って食堂を探して歩き出す。
以前きたときにも建物を解体した空き地が目に付いたが、それでもまだまだ昭和の面影が残っている。
そんなものを探しながらの食堂探しである。
銅板の看板建築も、美しいまま残っていた。
駅のそばまで行くと、自転車置き場に使われるようになってしまったのかも知れないが、古い事務所というか、町工場的な建物も。
駅前に喫茶店を見つけ「ここにしよう!!」と言ったものの、私の足は、その先の昭和を求めて歩いてしまう。
昭和の時代は、駅前には喫茶店がつき物であったが、最近はめっきり減ってしまった。
焼肉ランチとカレーランチを頼む。窓から駅前を見ると、こんな時期なのに鯉幟が。加須は鯉幟の生産地らしい。
ぐるりと回るようにして、大辻の駐車場へと戻る。駅から斜めに延びる狭い道は、なかなかの風情である。夕刻に歩いて居酒屋に寄ってみたい道である。行った先には立派な神社があるのもまた嬉しい。
大辻の無料駐車場の出口で、複線の門扉のレールを発見する。複線ではあるが、外側は廃線となっているようであった。
VWに乗って加須の駅脇の踏切を越えると、125号のバイパスを通り過ぎ、清水酒造へも立ち寄った。こちらでもレールの寸法を測らせていただく。そして、純米酒を二本購入。
快適になった'65 VW は、なかなか楽しい町まで連れて来てくれた。そこからは、西浅草まで一気に'65 VW は連れて行ってくれた。
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