よみがえれボールドウィン 2013年夏
今年は木曽からやって来たB型客車の組み立てである。
7月7日は、台枠、柱が組み付き、床を貼る工程だった。
地元沼田市の大工さんが中心となって作業は進む。殆ど全てが木造の車体では、我々素人では歯がたたない。
群馬の山奥の根利であるが、毎回天気が良く、年々日中は暑くなっているようである。
それでも、一休みすれば周囲の山々の緑が目に入り、不思議なほどに色々な面で癒される。
好天の中、床の施工が終わる。美しいフローリングに「ここで宴会でもやろうか」という言葉も出る。
こちらは最後に残された構造物の屋根。次回は、これを載せる。
そんな、作業が一段落した時である。根利も一時の豪雨となった。熱した道路に湯気が上がり、激しくなると山々は雨に煙った。
8月18日は、昨年来訪した福生の学生が「.羽村山口軽便鉄道の調査報告書が出来ましたので」と連絡があり、駅まで迎えに行き一緒に根利へ。
到着すると、屋根が載ったところだった。全員で持ち上げてみたら、もう下ろすことが出来ずに、そのまま載せてしまったとの事。屋根が載ったら、随分と客車らしくなった。
載っかった屋根の四隅を止めて固定して行く。元々、片側の妻面は火災で黒焦げになり補強されており、両端で異なる組み付けになっていたため、そこのところで議論は起こったが、結局、「製造時のオリジナルを生かす」という基本方針で、無事四隅と取っ手の組み付けまでが完了。
屋根が上がった所で、「棟上式」と大工さんたちを中心に記念撮影。
一時期はバラバラになってしまったB型客車に「大丈夫なんだろうか」と心配していた会員たちも、満面の笑みとなった。
午後は、若い軽便マニアからの調査報告。それもUSBメモリーで持ってきたビデオというのが今風で、当時の機関車などをCGで表現するなど、楽しい報告であった。
その後は、会としてのミーティング。今年は10月に「根利 森林鉄道まつり」を開催する予定に。久しぶりにホイットカムが走る事となるでしょう。そして、組み立て途中のB型客車を前にして、関わった大工さんや、森林鉄道の専門家でトークショー的なものも企画中。
改めて組み立てなおした車体をブルーシートで覆って今回の作業は終了。
こうしてみると、以前よりも直角が出てしっかりしたように見える。
あとは線路を敷いて、完成したB型客車が走れるようにせねば。あ~楽しみ。
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