前橋 春一番が吹き荒れた
春一番と言うか、春の嵐である。時折、とても強い風が吹いてくる。それでも、歩道橋に上がるとそんなことは気にしなかった。
ここには、とても懐かしい、昔の前橋の風景が残ってるからだ。
歩道橋を降りて、ゑびす通りを北上する。元靴屋さんの向こう、スズランの事務所の背後にはもくもくとした雲がどんどん迫ってくる。
東電の向こうも、春の嵐に雲が飛ばされて行く。
先ほども歩道橋に登ったので、国道50号も歩道橋に登る。青い空、ダイナミックな雲。中央通り入口の看板の赤。そして、たまたま通りかかった外車の赤が良いアクセントになった。
10年ぐらい前までは旅館があったところ。今は駐車場であり、馬場川通りへの近道でもある。スズランの上には、ちょっと怖くなるような大きな雲が迫っていた。
馬場川通りも、ちょいと古い店が残る。意外と良いところである。
青井食堂だから、そのまま北上すれば良い。太陽の前を雲が横切らない限りは、温かな春の日差しと青空。なんでも写真に撮りたくなる。
桑町会館の角。少し前まで洋服直しの店であったが、看板がなくなってしまった。向かいの布団屋さんも閉まっているし。
昔、今井ストアがあった所の手前に蔵が残る。この屋根は、今井ストアがあった頃と印象が変わらない。好きなところである。
スズランの間を抜けて、銀座通り。アーケードのない分、古いが洒落た店が多い感じがする。
銀座通りを横切ると、子供の頃の景色は少なくなる。
背中は太陽を浴びていたから温かかったが、カメラを持っていた手が冷たくなっていたので、ついつい「寒い寒い、風が強いね」などと言ってしまう。
「一週間遅れですが、誕生日のお祝いです」とスパゲティナポリタンを作って出してくれた。何を食べようか悩んでいたのでちょうど良かったが、お腹は一杯になってしまった。
「ここもさ、ずっとお店が並んでいたんだよ…」とおばさんが話し出す。
食事を終えて表に出ると、その瞬間から春の嵐が吹き荒れていた。
お陰で雲が流れ、楽しい光景を作ってくれる。
中央通りアーケードから見上げるスズラン。あれ!? 昔はここに丸井があったのだっけ。
モモヤさんの手前から、春の嵐の空を撮る。モモヤさんで「本日貸切」の看板を出していた。いいんじゃない。盛り上がって。
中央通りを抜けて見上げた空。こんな三角の建物があったんだと気付く。
日が西に傾き、東の空はとても美しい青だった。
嵐の中、街へと出て行ったが、意外なほどに心地良く、帰ってくる頃には、気にならないほどになっていた。
もう春かな。
| 固定リンク
「前橋」カテゴリの記事
- 2019/10/18 昨晩の話し(2019.10.18)
- 2019/10/16 今朝は馬場川沿いを歩いてきた。(2019.10.16)
- 2019/10/13 台風19号一過、古レールを使った聖牛が濁流に立ち向かった(2019.10.15)
- 2019/10/13 台風19号一過、浸水した親水公園(2019.10.15)
- 2019/10/13 台風19号一過、夜が明けた中、前橋公園へと(2019.10.15)























コメント