115系のパラダイス!?

先日のプチ出張の帰り、前橋駅に行くと1番線に115系が留置されていた。まあ、前橋市民なのに、前橋へプチ出張というのもなんだが、仕事を終えて東京へ戻るとき。

2番線で人が待っているので、何が来るのだろうと思ったら、やはり115系。前橋というところは、素晴らしいところである。

湘南色の115系が、同じホームに並んだのである。こんな魅力的なところは他にはないのではないか。

115系が小山方面へと発車していく。向こうから、私が乗る電車が来て、それも115系だったらどうしよう。などと思っていたが、見えるところでは擦れ違わなかった。

そして、やって来たのは、こんな電車。かなりガッカリではあったが、一駅だけローカル電車に揺られるのを楽しんだ。

利根川を渡って、左にカーブをすると、冬の午後の日差しを浴びて、レールが輝いていた。

上野行き特急を待つ間、高崎方面から電車がやって来た。それは115系だった。国鉄時代の長いホームに、4両の115系では、ちょっと寂しいが、元気に働いている姿を見るのは、嬉しいものでもある。

115系が来て、間もなく、綺麗な上野からの前橋行きもやって来た。それが停車するのを見ていると、向こうで115系が走っている。どうも引き上げ線に入っていくようだ。

そして、その脇を上野行き特急がすり抜けてきた。

前橋から新前橋まで一駅。それも、乗り換えの待ち時間に、115系を楽しんでしまった。私が小さい頃からここを走っている115系。もう終焉も近付いている気がするだけに、とても充実した時間だった。