上信電鉄 下仁田駅
三日目の月曜日は、雨の心配が減ったことと、なんだか鉄道に触れたくなり、下仁田駅へとやって来た。
実は、下仁田駅に以前寄ったのは、30年も前のこととなる。何度か町は通り抜けてはいたが。
駅に着くと、終点側からぐるりと回り、駅の裏側を歩く。
駅の裏手には、古いが立派な、白石工業の倉庫が残っていた。
倉庫脇から駅を望めば、青空と白い雲が美しかった。
線路の反対側には、昔ながらの倉庫群も残っていた。
小さな踏切から駅を眺めれば、背後に控えた山々が美しい。
その踏み切りは、警報機も遮断機もなく、その先は倉庫群へと続く。今時、そのような所は立ち入り禁止であるから、ちょっと嬉しくなる。
とりあえず、倉庫は後に取って置き、さらに線路をたどって歩く。
国道254号を横切った先は線路沿いの小道となり、また小さな踏切と出会う。
「でんしゃにちゅうい」の立て札に、懐かしさを感じる。
その先には、レールが埋まっていた。それをたどると側線跡となり線路が残っていた。
側線の端まで歩いて、下仁田の街にお昼を食べに戻る。
駅脇の小さな踏切を渡り、倉庫群の中を行く。
今はもう使われていない様ではあるが、建物はとても良い状態で残り、往時を伝えてくれた。
何となく、「下仁田に行くか」と出かけただけではあったが、昔懐かしい鉄道がたくさん残っている所だった。
食事をする場所を探し、少し街中も歩いたが、今日は暑かった。暑すぎた。ただ、昨日までの蒸し暑さは薄らいでいた。
しかし、店に入ると、すぐにお冷を飲み干し、身体中から汗が噴出した。
それほど暑い日ではあったが、そんな暑さもあまり感じさせないほど、素敵な、懐かしい感じの下仁田町だった。
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