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2012年5月14日 (月)

2012年 第1回 よみがえれボールドウィン実行委員会

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今年も無事に「よみがえれボールドウィン実行委員会」の活動が始まった。

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今回は「羽村山口軽便鉄道」を調査しているという福生の中学三年生の来訪があり、前橋駅まで迎えに行くと、根利まで鉄系の案内をして連れて行く。

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利根軌道の跡を説明、途中でKATOWORKSを見て、日影南郷から根利へ。根利へ着くと、南郷-根利間の鉄道遺構の素掘りのトンネルへ。近年、崩落で一部崩れたが、今でもトンネルの形は残している。

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今年も午前中の総会で始まった。昨年の活動が終わってから、月に一回程度スタッフミーティングを行ってきたこともあり、総会はスムースに終わり、昼食までは各部会に分かれてのミーティング。

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7年目の今年は、主に機関車の修復をするグループ、そしてB型客車のグループ、軌道調査、そしてイベントと大きく4つの部会。

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中三のナローゲージマニアのために、資料本を持参してきた会員もおり、彼にとっては午前中から充実した日となった。

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昼食を済ますと、山を下り車両たちの元へ。根利は青空の中に美しい雲が広がり、新緑と共に素晴らしい環境を提供していてくれた。昼前にある会員が「私は横浜から森林浴のためにきています」と冗談で言っていたが、根利での作業はある面「森林浴」である。

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林業機械化センターに出現した線路。リアリティのある素敵な線路。

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B型客車の展示用線路と思っていただいて良いが、これからの活動が期待できる偉大な一歩でもあると私は感じた。

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発知から根利へと自動車改造機関車、ガソリンカーが1台か2台やって来たらしいが、その一両の模型を会員の藤原氏が製作していた。運転席後ろには簡易ターンテーブルも載せられていた。

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軌道調査時に見つけた鉄製の部品。それは、運材トロッコの「堀田式ブレーキ」の部品と判明した。藤原氏の模型に全く同じ形で再現されていた。

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当時のトロッコの物であることに驚き、藤原氏が記憶を頼りにして製作した堀田式ブレーキが実物に忠実であることに驚く。

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「折角、見学に来たんだから、ホイットカムのエンジンをかけてあげよう」と大竹会員がホイットカムに燃料を入れ、ラジエータに水を入れ今年初めてエンジンに火が入った。

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冬の間、ブルーシートが掛けっぱなしになっていたB型客車もシートを剥がされ、冬眠から目覚める。

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B型客車は分解すると、ずい分と痛んでいた。今年は、ダメな部分を新調し、新たに組み立てなおす。「車体のフル・レストレーション」である。

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一年間、老神温泉に貸し出されていたボールドウィンは、殆ど手入れをせずに、金属むき出し部分が赤く錆びてしまった。ここに居る時は定期的に誰かが油のついたウェスで磨いていたのだが。まあ、たくさんの人に見ていただけたのだから、機関車も、私たちも嬉しいが。

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午後になると日が回ってきて、ホイットカムも、ボールドウィンも眩しく輝く。

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勿論、協三工業製の10tディーゼル機関車も、ホコリ払い。みんな「こいつもどうにか走るようにならないか」といろいろと考えているようだった。一度、ホイットカムに牽引されて線路の上を走ったことはあるが…。

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錆を落とし、ウェスで磨かれたボールドウィン製蒸気機関車。走らせたいとは思うが、こうして自分の手で磨いたりしているだけでも嬉しいのである。

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午後3時半、本日の作業は完了。簡単なミーティングをして終了となった。

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駐車場へ戻りながら、美しさを取り戻した機関車たちを振り返る。

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根利道の根利宿。根利は、この歴史の深さも魅力なのである。ここで、関東の物資、文化と、会津の物資と文化が交わったのである。

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中学生を新前橋駅まで送って行くと、白い'70年モデルの1300と思われるビートルが止まっていた。彼が駅に入るのを見届けて、帰宅をすると、先ほどのビートルが目の前を走っていた。

天気が良くて、森林鉄道の車両たちと戯れて、最後は2台のビートルで併走でき、私にとっては超が付くほど充実した一日となったのであった。

次回、第二回の活動は、6/24の予定。興味ある方は私まで問い合わせ下さい。

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