今年も前橋初市のだるま供養へ。
開始時刻の10時少し過ぎに八幡様へ到着すると、今までに見たことのないほどの人であふれていた。
初市に初詣という人も少なくないが、今年はずい分と並んでいる。
だるま供養で詰まれただるまの周りには人があふれ、人の少ない裏に回り込もうにも大変なほどであった。
例年そうであるが、「今年はだるまが燃えているのは見られないかも知れない」と思うほど。
奥のほうから眺めていると、向こうの方で、黒い煙が上がり始めた。
やはり、火が放たれると観てみたくなるが、人垣で、写真を撮るにもご覧の通りである。
皆、カメラを持った手を高く上げて写真を撮っている。
それでも、しばらくすると、人が入れ替わって行く。まあ、最前列まで行くと、熱気で長くはいられないということもあるが。
近付くと、燃えて供養されるだるまに合掌する姿が、ところどころにあった。
そして、手をかざして煙を浴びるお年寄りの姿も。
炎の向こうでは、神事が続き、天狗が先頭で、行列が街に出て行く。
少しずつ前に出て、そのうちに先頭で写真が撮れるようになった。
青い小さなだるまがコロリとしていたが、その先を見ると沢山のカメラマンが。まあ、私もその一味ではあるが。
まあ、燃え上がる炎と、その陽炎の向こうの光景を見ていると、神秘的で、ある面快感でもある。
だるまは燃える前に白い煙を上げる。それは水蒸気であろう。それが収まると炎に包まれていく。
そしてだるまの形のまま燃え尽き、黒いだるまになったと思うと、グズグズと崩れて行く。
燃えた後は、こんなに小さかったのかと思うほど、少ない灰になっていた。
そんな姿を見届け、我が家は初市を抜け、上毛電鉄の中央前橋駅に向かったのであった。
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