2012年も、昭和を求めて下館に寄る。
50号の駅寄りを、ちょっとジグザグに走ると、「鷹場町」と書かれた古いアーチが。
古い倉庫、立派な板塀、石積みの蔵、そして火の見やぐらが現れた。
なんだか、とても懐かしい感じのする火の見やぐらだった。幼い頃を思い出すかのような。
子供の頃に、こんな所を歩いた様な気がした。私は、ワーゲンを止めて、小走りをするように写真を撮った。
カメラを片手に、辺りを一回りした。震災の影響か、国道50号沿いの建物のいくつかが壊されていたが、各所で更地が目に付いた。
ワーゲンに戻り走り出すと、煙突。銭湯のものだろう。先の方が少し崩れていた。
短い時間だったが、幸せな寄り道だった。今は、高速を利用して寄り道をしない人が多いが、折角遠くまで行くのだから、道中の寄り道を楽しんだ方が良いと思うのだが。最近とても、それを実感している。
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