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2011年10月 2日 (日)

秋の前橋に昭和を求めて

Pa010055_omotecho_maebashi 朝から好天。表に出ると、金木犀の香りが漂っていた。

Pa010084_ebisu_maebashi 青空に秋の白い雲が広がる中、昼食は「ゑびす」に向かう。

Pa010099_yebisu_beer お客さんがいたので挨拶をしてテーブルにつく。いつ注文に来るのかと思っていたら、「今日は、一本でいいんかい」とビールを持ってやって来て、そのまま消えていった。心配して、かみさんが行ってみると、注文も聞かずに、つまみ用のフライを揚げていた。

Pa010141_yamaboshi_otemachi おじいさんが亡くなってから、ちょっとぼけて来ているようだ。そんなおばあちゃんだから、平日は娘さんが手伝いに来ている。

Pa010162_ito_shoten_maebashi 表に出ると、天気が良い。買い物に行くという、かみさんと分かれて歩き出すと「山法師」の赤い実がなっていた。

Pa010191_isobe_yu_maebashi ゑびすの北の方から、磯部湯の前を通り、県庁方面へと向かう。

Pa010223_densen_otemachi しかし、空が美しい。この美しい間に、できるだけ写真を撮りたいと歩く。

Pa010235_icho_no_kakine_maebash 以前も掲載したかも知れないが、裁判所の近くの「イチョウの垣根」を見つける。街路樹で良く見るイチョウが、低い垣根になっているのだから、面白い。

Pa010361_shimixu_shoukai_otemac 国道50号を横切り、市役所を横切り、歩道橋へと出る。

Pa010398_shimizu_shoukai_maebas 天気が良いから、高い所、歩道橋へ上がってしまう。

Pa010450_mokuzou_otemachi 県庁の南の方へ行き、懐かしい感じの木造家屋を眺める。

Pa010466_wa_otemachi_maebashi ここには2軒残り、懐かしい「和」の雰囲気を作り出している。

Pa010499_ishi_saketen 拡幅された国道17号。県庁へ入る角の「たばこ」と書かれていた酒屋さんは、小さくなってしまっていた。

Pa010550_tone_no_yu その角を更に南下し、刑務所方向へと向かう。

Pa010565_machi_koba_maebashi 利根橋へと続く方は、昔は栄えていたようで、商店や、石屋、町工場などの建物が残ってはいる。

Pa010605_machi_koba_kouuncho ポツンと残された町工場。最近まで使われていたいたようで、しっかりとしていた。

Pa010618_higanbana_maebashi 1週間ぐらい前、NHKラジオで、彼岸花が咲いた便りをいたが、私は今年初めて。

Pa010625_machi_joba_kouuncho お昼を食べて、県庁の方から、写真を撮って歩いて来て、随分と雲が増えてきた。でも、それは秋のうろこ雲である。

Pa010645_katasyu_dry_maebashi 前橋では有名なクリーニング屋「形秋ドライ」。なかなか渋い。

Pa010656_futonya_kouuncho 更に南下して、両毛線脇の道の角に、古い綿屋さんの建物が残っていた。

Pa010662_kouba_kouuncho 線路脇の道路は、子どもの頃の紅雲町の雰囲気が残ってはいた。

Pa010682_kouuncho_office ただ、懐かしい建物は私の親の世代のもの。空き家も目立ち、その隙間に、新しい世代の家々が侵食してきている。

Pa010709_115_ryomo_line 開けた所。もしかすると両毛線の旧線部分を歩いていると、高架の上を電車がやって来た。「イイ音だ」と思うと、115系電車だった。

Pa010715_115densya_zaimokuya 懐かしい材木屋を見に行くと、逆方向から、またまた115系電車が走って来てくれた。

Pa010731_hatake_kouuncho 東京へ行く電車の中からいつも見ている、紅雲町に残る、小さな畑。昔は、こんな小さな畑が表町辺りにもあったらしい。

Pa010742_zakuro_kouuncho 畑の並びの家に、子どもの頃を思い出させる「ザクロ」の実。ザクロの粒々を手の上に沢山載せてから、一気に頬張り、機関銃のように種を撒き散らしたものである。

Pa010764_tensyo_do_maebashi 西の方から、雲が増えてきた頃、模型屋さんの「天昇堂」まで戻って来た。

Pa010772_akinokumo_maebashi 空のウロコ雲が、随分と広がっていた。

Pa010832_omotecho_maebashi そして、自宅近くまで来ると、西の空は夕暮れに近付いていた。

この前まで、暑い日々が延々と続くような感じがしていたが、今日は完全に秋になっていた。ただ、一回りして戻ってくると、少々汗ばみ、毎年10日頃に開催される前橋祭りの蒸し暑さを思い出した。

おまつりは、どうしようかな。

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コメント

いいですね。まさに私が探していたような記事です。鉄的なことはとにかく、景色や日常に溶け込む115系の姿...
まあ中央線沿線に在住の私にとっての“心の電車”はオレンジ色の201系と横須賀色の115系なんですけどね。たまに高崎駅に行くと重々しい115系がたくさん停まっていて心が落ち着きます!

投稿: | 2012年12月13日 (木) 12時03分

いいでしょ。いいですよね。
やっぱり、こんな景色の中にいるのが、幸せでいいですね。

投稿: あつし | 2012年12月15日 (土) 08時51分

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