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2011年8月 9日 (火)

ワーゲンで岡山へ。ちょっと文化的旅!?

P8050008_start 今年も家族3人で'73 VW1303Sに乗り込み、岡山へ行ってきた。

P8060073_ishiyama_nec 岡山で、ワーゲン仲間で集まるのが一番の目的だが、その道中を楽しむのも今はひとつの目的である。

先ずは、滋賀県の石山駅裏。ビートルの後ろ、アスファルトの色が変わっている所が、工場へと続く線路の跡である。ここには、反対側に東レへと延びる線路もあり、数年前まで残っていたのだが。

P8060092_03_and_brickpipe_kameo そして京都は亀岡。大きな古いレンガ煙突。ここは瓦工場であったが、6、7年前に大きな瓦葺の工場は解体されてしまった。今は、煙突と、瓦の倉庫が残り、往時を偲ばせる。

P8060121_otani_mine 国道372号へ入り、酒造へ行く角を曲がった先は、大谷鉱山。面影は薄れているが、社宅と売店の建物が、朽ちつつあるものの残っていた。

P8060285_bansyu_ori 金曜の夜に群馬を出て、夜が明けると、寄り道をしてきたが、土曜日の最後の寄り道は、播州織の糸の糊付け工場。「頑固なおじいさんでね。でも、亡くなってしまって…」と近所の若い旦那さんが話してくれた。

P8070630_okayama_tram 岡山駅前で泊まり、ワーゲン仲間の知り合いがやっている居酒屋で飲み、日曜日は路面電車を眺めたりしながら、玉野市へ。

P8070245_okayama_vws_2 昔、精錬所かあった禿山は、今は「深山公園」。10年ぐらい前に見た、奇妙な禿山の、ある面美しい光景は、もう想像が難しくなってきていた。

P8070731_odomari_mine 朝から、午後3時頃まで、ワーゲン仲間と濃い時間を過ごす。帰りは、ブルーラインから250号へと入り赤穂市へ。こんなに素敵な町だとは思わなかった。古い歴史ある建物が…というか昔の光景が沢山残っている。ここでは小さな鉱山に寄る。

P8080870_narrow_sangirr いつものように浜大津へ泊まると、今年の春と同様に、国道421号で三重へと入り、三岐鉄道の阿下喜駅へと寄る。昔の軽便鉄道の電車が、修復保存されている。北勢線自体もナローゲージの貴重な路線である。更に三岐線の東藤原駅に寄ると、たまたま貨物の入れ替えが始まり、それをしばし眺める。

P8080189_fujiwara_mine そして最後の寄り道は、その先の白石工業藤原鉱山。廃鉱山だが、大きな木造の建物が並ぶ姿はとても美しい。特徴的であり、独特の建造物。そして効率を配慮した工場の配置方法など、古い白石工業の工場群は、近代化遺産として保存すべきと思っている。

古いものばかりだが、「温故知新」である。今の日本も、先人の知恵を土台として存在しているのである。それを忘れないためにも、これからの人たちが何かをするときのヒントになるように、この様な産業遺産、文化的な遺産を、日本はもっと残すべきだと。

きっと今の多くの人たちは、企業の経営者も、政治家も含めて、このような古臭い物の上に、今が成り立っているということを、忘れてしまった、いや気が付いていないのではないかと。文化、文明は、積み重ねの上で成り立っているとということ。家族にしても、先祖代々の上に成り立っているということ。自分自身も、それを子孫、後継者に伝えていかなければならないと、再認識する旅でもあった。

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