琵琶湖疎水のインクライン
以前も体験したが、美濃加茂辺りで霧が濃くなり、滋賀に入っても、川はご覧のような霧。時間と共に消えていくとは予想していたが。
その昔は、大津から何気に京都に向かうと、インクラインが見えたと記憶するが、今は意識的に三条へ向かわなくてはいけないのがややこしいところ。
「その昔」といっても、それがいつのことだったのか記憶は定かではない。ただ、二度ほど大津から京都へ向かうときにインクラインの台車というのだろうか、それを見かけたのは確かなのである。
で、一度立ち寄ってみたいと思っていたのだが、いつの間にかインクラインを見かけずに京都に入るルートになってしまった。京阪が地下鉄になった後の気がする。
琵琶湖疎水の京都側、蹴上がりには、午前6時過ぎに到着してしまった。近所お寺の駐車場もまだやっていない。
ぐるりと一回りして、えりこさんをビートルに残して、写真を撮ってくる。そんなわけだから、そう遠くまでは行けない。
「ちょっと見てきた方がいいよ。線路は複線で広いからね」と交代する。
「すごい線路だね。真ん中のところじゃなくて、両端がそうなんだね」と戻ってきたえりこさん。
早朝から、なかなかよろしいものを見せていただき、京都は百万遍へと向かったのだった。
さて、今回は大奮発して、琵琶湖疎水のインクラインの写真を、沢山載せることとした。
ネットで見ていても、意外と琵琶湖疎水のインクラインの写真は少ないから。写真には、上方向と、下方向の今は噴水のある船留とある。
まだ、上の方があるのだが、今回は天気もご覧の通りであり、そこまでは歩けなかった。
しかし、線路好きにとっては、とても魅力的な、お勧めスポットであると思う。
ちなみに、このインクライン、というかケーブルカーは、人を乗せるのではなく、船を載せ琵琶湖疎水の上流部に運んでいた。当時は疎水を利用して、京都と琵琶湖の水運も行っていたのである。
さて、次は、どこを紹介しましょうか…。
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