春かな。前橋コマドリ食堂まで歩く。
12時を回り、家をでると、前橋は、とにかく眩しく光っていた。
道路脇や、歩道の植え込みには、何時の間にか緑色の雑草が茂る気配を見せている。
広瀬川へ行くと、コケの匂いがしてきたと感じると、水が流れていないのに気付く。今は用水というか、放水路だから、利根川のところでコントロールされており、いつもはあふれそうなぐらい流されているが、時折、水が止められることがある。
国道17号沿いも、戦争で焼けてはいるが、終戦直後、昭和24年頃に建てられた商店などが点々と残り、楽しく足も進むいうものだ。
コマドリ食堂の前まで行くと、自転車が2台ほど止められている。
「あれ、自転車があるね。お客さんだね」
「きっと、ばあさんたちが、集まっているんだよ。うん、おばちゃんたちが今日も駄弁っているんだよ」
餃子とビールと、タンメン。おばちゃんたちの話に、こちらもニコニコしながらの昼食。
帰りは、才川通り。
「この日英堂って、前橋でも一番古いぐらいのパン屋なんだよ」
もう、パンは少なくなっているようであったが、明日の朝食用にと、いくつかのパンを買い、パン粉も一袋。
なんでも、このパン粉はパンを焼いた後の窯の余熱で、一昼夜掛けて造るのだそうだ。
「だから、こんなに広いんだ。…ここの家も懐かしいね。」
「駅に近いし、前橋の中心部だから、事務所や倉庫が並んでいたんだろうね」
広瀬川は、弁天通りをくぐった先に堰があるから、少し水がたまっている。水の無い不思議な光景。そして、こちらでは青空が映り込んでいる。
それにしても、空が青いと、見慣れた景色も、新鮮に見えるから素晴らしい。
中央通りを南下して、麻屋のところの公園にやってくると、明るくぽかぽかだった。麻屋が作ってた日陰が無くなったお陰でもある。
麻屋は、地表からは姿を消したが、地中深くまで続いていたようだ。2機の重機が砂場で遊んでいる子供たちのように、前かがみになり無心に穴を掘っていた。
テルサのところの駐車場の屋上は気持ちが良い程、青空が広がっていた。ただ、背の高いコンクリート・ウォールが続いているのが、窮屈だが。
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コメント
ちょっと、お邪魔します。これは飛行機雲ではなく『ケムトレイル』と呼ばれるものではないでしょうか。
その証拠に、この様な航跡が毎日見られ、空が白空か、せいぜい水色空の毎日でもう青空はありません。
ケムトレイルで画像、動画を検索したり、『ケムトレイル・気象操作掲示板』等をご参考頂ければ幸いです。各地の散布がわかります。
アメリカ、ドイツは大手マスコミが報道せざるを得ない状況で、日本もそろそろでしょう。
お写真を拝見しても、空が白っぽい、粉っぽい感じです。昼夜分かたず散布する事が多い為そうなります。
日本はアメリカのカリフォルニア州程度の広さしかない為、大型機で周回散布が可能です。その為、田舎とされる所でも目撃されます。
また、曇りの日はバレないので散布しまくりです。梅雨の時期は気付く人も減ります(要は毎日散布するという事です)。
最近は夜間散布が拡散して、朝一から空は白い事が多いです。
投稿: MR.T | 2011年3月 6日 (日) 11時07分