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2011年3月21日 (月)

昭和55年の陸中山田

800502_01_22_miyako_seirensyo 私が21歳のとき、「山田」という地名に興味を持ち、陸中海岸を訪れたときのもの。

一枚目は、宮古の駅の背後にあった、ラサ工業の精錬所と、巨大煙突。

800502_01_26_rikuchu_yamada そして目的地。「陸中山田」で下車し、小さな港町を散策した。

800502_01_29_rikuchu_yamada 海のない群馬県で生まれ育った私にとっては、全てが新鮮で、興味深かった。

800502_02_01_yamada_kou 港に漁船が着き、山と積まれた帆立貝を、おばちゃんたちが手際よく捌いていた。

800502_02_07_yamada_minato こんな漁港に行ったのは、きっと生まれて初めてのことに違いない。

80050203_rikuchu_yamada とても人間味を感じる小さな漁港だった。

80050205_rikyuchu_yamada きっと、その後、大きく近代化されたには違いない。

800502_02_30_rikucyukaigan_irie しかし、山から下った小さな入り江にある港町は、先日の地震、そして津波でほとんど全てが失われてしまった。

19800503_20_rikucyukaigan 大槌の旅館に泊まり、その晩は、旅館の息子さんの同級生というお兄さん二人が、大阪から来たお姉さん二人と共に、私を飲みに連れて行ってくれた。まだ21歳だから、随分と大人になった気がした。

翌日、お兄さんとお姉さんたちは、私を弟のように親切にしてくれ、車で陸中海岸観光をしてくれた。

小さな港町の、私にとってはとても大きな思い出である。

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