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2010年6月27日 (日)

トロッコな午後。

P6260129_rail 昼を食べて、土木工事用機関車を所有する知人宅へ向かう。本日は、先日、新たに知った機関車の見学である。ビートルを知人宅の小屋の前、レールを踏まないように(!?)止める。

P6260136_tatebayashi_nishiguchi 東京から来る仲間を迎えに館林駅へ行く。西口が新しくなり、正田醤油の残っていた線路も、粗方取り除かれた。新しく設置されたトイレの裏は、まだ線路が残っているのではないか。駅に着くと、すぐに私はトイレを目指すと、やはり裏手の線路は残っていた。

P6260166_shoda_shoyu 正田醤油の前の道を横切る線路も、その先も一部分が取り残されていた。道路のレールはともかく、西口周辺に残された508mmの線路が無くなるのは時間の問題であろう。

P6260177_tatebayashi_station ナローの線路の痕跡を撮ると、東武の電車を見ながら、知人が到着するのを待つ。東武鉄道も、随分と線路が撤去されつつあるようだ。

P6260309_narrow_gauge 昭和22年のキャスリン台風の被害により、利根川の堤防工事が盛んになる。見学先には、そんな頃に使われた道具や機械と共に、機関車とトロッコが外観修復され保存されていた。

P6260477_narrow_railroad トロッコは、列車のようなものを想像してしまうが、機関車が無ければ、1両を人が押すものであり、昔は、そのような形で様々なところで利用された。ここには「コンクリート骨材計量機」というトロッコもあった。

P6260360_inu_kugi 更に珍しいものも飾ってあった。頭部が犬のような形をした、初期の「犬釘」である。東武鉄道の工事などもしたというから、その価値を知る人が、そんなときに見つけたものではなかろうか。

P6260566_rusty_rail 見学のあと、一人を駅まで送ると、「葛生へ行くんべえ」となった。すると、途中で私が声を出した。

「あっ!ナベトロだ!!」

「信沢くんが、言うんじゃ~、戻ってみんべえ」である。

私は「たまたま、そう見えただけで、違うかも知れない」と言いつつも、資材置き場のところで「ここを右に」と言い案内をする。そして近づいて見れば、正に「ナベトロ」であった。いや、ナベはないので、ただの「トロ」ではある。近くには、「キキョウ」と呼ばれる、鉄の枕木にレールを溶接した、鉄道模型のレールのようなものもあった。これも、その昔、土木工事で使用したのであろう。

しかし、知人宅、館林駅西口、見学先、最後に資材置き場と4箇所で、ナローの線路を見てしまった。最後は、全くの偶然である。

「あるんだな、まだこんなもんが」

「全国の全ての道をくまなく走ったら、もっと見つかりますよ。きっと」

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