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2010年6月23日 (水)

嗚呼、人生は面白い!

P6190002_mukashino_soko どんなモノでも、ネットやモノの本に載っているとは限らない。いくら、それらから知識を得ても、それが全てではないということ。

P6190034_hair_fashion_book 先週の土曜は、床屋へ。お客さんが居たので、しばらく喫茶店「あるく」へ行き時間をつぶす。

「バーバー・ウスナミ」は、群馬大橋から駅前へと抜ける通りの一本北の、細い通り沿い。

「そうだよ、戦後少しして、群馬大橋通りは出来たんだよ。それまでは、この道が駅前通りまで、ずっと抜けていたんだよ。」

P6190065_ueno_saketen そして、この通りに豆腐屋、ガラス屋があり、西の角には、「おかめ」のそば屋も並んでいたのを思い出す。ウスナミさんも、私の子供の頃は、洒落た造りだったのを思い出す。

P6200090_locos_in_neri 日曜は、群馬の山奥「根利」での機関車修理活動「よみがえれボールドウィン実行委員会」の活動。

私は、ボールドウィン製の蒸気機関車の屋根に上がり洗車をして、協三工業製ディーゼル機関車の下にもぐり機構の点検。

P6200324_whitcom_locomotive そしてホイットカム製のガソリン機関車のエンジンを始動。約半年振りの爆音と共に、機関車は冬眠から目覚めた。

P6200381_baldwin_locomotive 今年は、この機関車たちを、10月に群馬で開催される「全国育樹際」に展示する。そこで、私たちの活動の発表会である「根利森林鉄道まつり」は、7月25日に開催。そのための整備、清掃である。

P6200456_kyosan_locomotive 普段の生活とは無縁な、屋根に上る、下にもぐるといった非日常的行為をおもいきり楽しんだ。

P6200628_my_65vw_and_mobile 活動を終え'65ビートルに乗り込んで県道へ出ると、見慣れたビートルが。ワーゲンクラブの仲間だった。定年退職をして、尾瀬で手伝いをしているとか。

P6200634_vw_bugs_and_old_loco この日の活動のことを話すと、すぐにでも見に行きそうな雰囲気である。そこで、道を戻り、機関車たちのところを案内する。

すると、三両の機関車たちを眺めていたかと思うと、今度は写真を撮り始めている。とても興味を持ったようだ。

「こんな機関車がうちの会社にもあるんだよ。」とのこと!?

昭和22年のキャスリン台風で決壊した利根川の堤防工事で、昭和35年ぐらいまで、こんな機関車や「ナベトロ」というトロッコを使っていたとのこと。しばらくして、当時の道具を処分するとなり、会社の歴史として一部を小屋を建てて残すことにしたのだそうだ。

この手の産業用機関車は少ないながらも濃いマニアが多い。そのために、マニアックな本は出ているし「もう、新発見も、そうはないだろう」と感じでいた。そんなマニアも驚くようなお話だった。

年に一度ぐらい、そのような本にもネットにも載っていない線路に遭遇する私だが、本当に驚きの情報だった。それも、身近なワーゲン仲間の話である。

永く生きれば、生きるほど、濃い新発見が出てくるのではないか。

そんなことを実感したのであった。嗚呼、人生は面白い!

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コメント

その建設業の機関車、見てみたいですね~

投稿: J54A | 2010年6月23日 (水) 09時30分

見てみたい 見てみたい
あ~っ、見てみたい 私も

投稿: あつし | 2010年6月24日 (木) 01時19分

このサイトは新しい情報を提供していますね。
また読みます。
ありがとうございました。

投稿: 車買取 | 2012年6月16日 (土) 14時12分

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