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2010年6月14日 (月)

前橋に昭和を求めて。ちょっとだけ才川通り

P6130255_komatsuya_toukiten 日曜日の天気も期待していたが、西から雨が近付いてきていた。前日に熱射病のような感じだったから、大人しく家でクラブの会報作りをしていたものの、どうしても才川通りの方まで行きたくなり、家を出る。

P6130269_kurashima_hyougu 土曜日とほぼ同じルートで街に行く。前橋の岩神や、才川通りを行った先の国領などは、その昔は賑わっていたらしい。私の親戚が国領の国道17号沿いににあったが、子供の頃、そこから路地の先を見ると、コンクリート製の巨大な煙突があったことを思い出す。

P6130272_komeya 往時の前橋はさぞかし賑やかだったに違いない。

P6130284_mikawaya 国道17号の坂を下り、北へ行くほど、その当時の名残が目に付くようになる。

P6130288_shiraume_ryokan 古い旅館も残っている。「白梅旅館」と書いて、「しらうめりょかん」と読むのだそうだ。なんだか、ロマンチックで洒落ている。

P6130298_machiya_roji 戦争で焼けて、古いといっても、昭和20年代の商店ではあるが、町屋の名残も残っている。

P6130306_yoko_hameita そんな当時の商店が、所々に数件並んで残っている。

P6130322_medaka1 店先にカメを置いて、金魚やメダカを飼っているのも目に付く。雨が近付いているとはいえ、蒸し暑さがあり、こんなメダカではあるが、涼やかな気分にさせてくれる。

P6130333_yusurago メダカを見ていたら、赤い実が目に留まる。

「もしかしたら『ゆすらご』か?」と、頭に浮かび、写真を撮ってみる。「ゆすら梅」ともいい、私が子供の頃に流行したようで、どこの家にも一本ぐらい植えてあった。

P6130361_medaka 「ゆすらご」は、梅のような花が咲くのだそうだが、私にとっては、美味しい果実。さくらんぼよりも実は小さく、種も大きいのだが、当時は「一番美味しい果物ではないか」と思うほどだった。他所の家の庭先なども回って、大量に集めて、ボールに入れて水で洗うと、10粒ぐらいを握って、口にほうばり、機関銃のように種を口から庭先へと撒き散らした。

P6130405_red_roof_kura あの頃は、「汚れるから」といわれ、縁側に座って、食べて、スイカでも、ブドウでも、なんでも種は庭に巻き散らかしていた。

P6130414_r17_dozo 店先に、様々なメダカを並べている人とちょっと話をして、才川通りを目指す。

P6130456_tanakaya_ryokan 住吉町の交差点まで行くと、「田中屋旅館」がある。その北のガソリン・スタンドのあった一角は今は更地になっているが、どうもこの辺りに、路面電車の車庫があったらしい。ちょっと大きな駅だったようで、旅館の北の路地を抜けると、才川通りに出るのだが、そこが駅へのメインストリートだったとか。

P6130459_yamani_jyouzou その駅の国道を挟んだ反対は、「ヤマニ醸造」である。「危険だから」ということで先端のほうから、少し壊されてはいるが、今でも象徴的なレンガ煙突が残る。

P6130486_kaneko_en 駅があって、旅館があって、立派な醸造所があり、ここが街の中心であったのではないかと想像する。

P6130502_riyou 歴史的な才川通りだが、すぐ隣に国道17号が出来たからだろうか、今や商店街の面影はかなり薄れている。

P6130504_tailor だから、国道から、才川通りへと抜ける細い道を行ってみる。すると、古いが洒落た建物が残っていた。古いとはいえ、今でも店内は小奇麗になっており、何かと思って看板を探すと「テーラー」だった。

P6130517_old_shop とても造りの良い建物は、近付けば、近付くほど、現役の昭和であった。

やっはり、才川通りの方は、良い感じで昭和が残っていた。歩いていると、時折、子供の頃の空気が漂って来るほどだった。

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