行って良かった。今年も田浦へ
昨年は4月29日だったから、ちょうど一年振りとなる。乗った電車の先頭4両は逗子で切り離され、その隣の先頭車両に乗り、田浦の駅へ着くと、トンネルの中だった。
「トンネルとトンネルの間にちょうど10両編成が収まる」などと話していたから心配はしていなかった。だから、ドアが開かないのには、ちょっと驚いた。良く考えれば、15両編成で4両を切り離したのだから、11両。ちょいとトンネルに入って停車するしかない。
目的は港に敷かれた線路群。今は日本でも珍しい、まるで模型のように線路が敷かれた港町である。
二人とも線路好きだから、今は使われてはいないとはいえ、端から線路をたどり写真を撮って歩く。もともと日本海軍の軍港であるから、古い倉庫群も多く残り、線路だけでなく、絵になる港だ。
線路をたどって歩いていると道路工事で片側が通行止めとなっている。そこには鉄橋が架かっていたはずだが、まさか。
工事現場へと行ってみると、案の定、鉄橋は撤去されていた。
もしかすると、そのうちに全ての線路が撤去されてしまうのではないかと心配になる。昼食にした「かえる」というお好み焼き屋で一緒になったオヤジさんに話したが、やはりここは産業遺産として、線路と倉庫群を保存したいと思う。
鉄橋以外は線路は昨年と変わらずに残っていたから、その後も線路をたどって歩く。トンネルの手前で、自転車に乗った近所のおじさんが、にこにこと話しかけてくる。
休みということもあり、殆ど通行人もいないところをのん気に歩くのは、素晴らしい。興味のある方へと、足の向くまま、気の向くまま。
家に居れば、やらなくてはいけないこともあるが、一旦こうして外へ出かけてしまえば、そんなことは全て忘れて、遊んでいられる。
GWで最高の一日と感じていたのだが、いやいや、これだけではなかった。
田浦というところは、他には何もないように感じていたのだが。
二時間ほどブラブラとして、線路のない山側へ行き昼食にしたのだが、昼食後は線路がないのに楽しいときを過ごすこととなった。この続きは後日。
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