りょうもう号でスカイツリー
できれば傘をさしたくない。高崎線での途中下車も辛そうだ。北関東は雪になるかも知れないらしいし。そこで、足は雨にぬれない新仲見世に向かった。
雨のお陰か、新仲見世のアーケードは、いつもよりも混雑しているようだった。東武電車の浅草駅に行くと、30分後にりょうもう号がある。とりあえず指定席の切符を買い、周辺を歩いて時間をつぶす。
駅を出ると雨は殆ど上がっていた。これ幸いと歩き出す。古臭いガード下を抜けて向こう側へ行くと、交差点のところで東京スカイツリーが覗いていた。
スカイツリーを眺めに隅田川へ向かう。またいつ冷たい雨が降り出すかもしれず、川沿いの公園は閑散としている。
写真を撮っていると、東武の電車がやって来た。出来ればスペーシアが良いが、本日はそれを待つほどの時間はない。時折デジカメの時計を見ながらである。
ガードを走る電車を追いかけて、そのまま浅草駅へと向かう。いつも正面から見ていたが、裏から見ると歴史のある古いビルであることが分かる。
交差点を渡りながら見上げて写真を撮る。松屋デパートも老朽化して建てかえるという噂もあるが、どうなのだろうか。
「スカイツリーができたら、東武はお客さんを日光方面に連れて行きたいから、業平橋を終点にして、業平橋、浅草間はトロッコ列車のようなものを走らせる」などと数人から聞いたが、噂の域である。
ビールとサンドイッチを買ってりょうもう号に乗り込む。暖かいシートでくつろいで車窓を眺める。駅を出ると、スカイツリーは左側になり、隅田川を渡りだすと良く見える。
いつもは仕事で、外から眺めているだけのヤードを中側から眺めるのは不思議なものだ。業平橋の駅で目を凝らすと「280m」とスカイツリーに書かれていた。
押上の踏切を過ぎろ頃、後ろにスカイツリーが見える事に気が付き、振り返って写真を撮る。北千住まではくねくねとカーブが続くから、結構良く見える時もある。
下町風情が漂い、北千住に近づくと良く見えなくなってしまった。結構高くなっているから、随分遠くからも見えるはずだが、北千住を過ぎると、どの方向なのかもわからなくなってしまった。時々、「これかな?」と思うものが目に入るが、どんよりした天気でかすみ、こちらは走っているから、方向は変わり良く分からないまま越谷辺りまで来ていた。
長男が住んでいるところ辺りに来ると、高架も終わり、複線で地面を走る。この辺りから北関東のローカル私鉄になっていく感じがする。
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