初市の上電は、ワンマンじゃない!?
久しぶりに、カツ丼を食べる。ちょっと量が多い感じもしたが、美味しくて味わいながら、ゆっくり食べる。いやいや幸せだった。
初市を一回りすると、家に戻りビートルに乗り込む。普段使っている駐車場が工事になるため、知人宅に1台を置かせていただく。
上毛電鉄、樋越駅近くであり、ビートルを置いた帰りは上電で帰る。細い路地で樋越駅に向かって行くと、愛らしい犬が。
その先は川沿いとなり、そのまま行くと上電の線路へと出た。
すぐそこに樋越駅は見えていたが、まだ明るかったために、写真を撮りながら一駅、大胡駅まで歩くこととした。
できるだけ線路沿いの道を歩いて、電車が来たら写真を撮ろうと思うものの、畦道のようなところを行くと道は途絶えて、ちょっとずるをして、線路端を歩かせてもらう。
川があったりするので、線路沿いをずっと行くわけには行かない。いつものように、大胡の町を楽しみながらである。
午後4時ぐらいに大胡駅に到着。西桐生行き電車を見送り、16時21分発を待つ。
到着した電車には沢山の中学生が乗っていた。50人ぐらいはいただろうか。それがもたもたと降りてくるものだから、ちよっといらつく。
やっと暖かい車内に入ったら、なんと車掌が若い女の子だった。はて、いつもは車掌は男だっただろうかと想像しかけて、ワンマンだった事を思い出す。
どうも初市で混雑するから、ワンマン運転をやめて車掌が乗っているようだ。電車が交換するとき、反対の車両見ていると、あちらには二人の車掌が乗っている。
はて、と思いこちらの車内を良く見ると、一両に一人、女性の車掌が乗っていた。
切符を買うおじさんたちも嬉しそうである。しかし、この車掌さんたちは普段、何をしているのだろうか。事務職の人が借り出されているのだろうか。
日が暮れてきて、車窓の景色は見えづらくなり、中央前橋駅に到着である。
終点の中央前橋駅に着くと、反対の電車が発車を待っている。こちらの電車も女性の車掌さんが立っていた。
初市に来る人たちと共に到着して改札を抜ければ、反対からはだるまをぶら提げた人たちがやってくる。賑やかな雰囲気に、ちょっと嬉しくなる。
昼間は例年以上に賑やかだったようだが、日が暮れて寒くなってきたからだろう。流石にお客さんは減っている。
それでもいつもの休日以上に商店街も賑わっている。弁天通りの京華も混んでいるかと思ったが、ドアを開けてみれば、いつものオヤジ連中が飲んでいた。
のんびりと熱燗を一本飲んで、また初市を眺めながら帰宅したのだった。
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コメント
はじめまして。
最近の上電はきれいな車両になったのですね。私が高校へ通うため粕川から一毛町の区間を利用していた頃はまだ黄色い電車だったと記憶しています。もしかしたら途中でベージュとあずき色のツートンになったかもしれません。
伴内酒造、柳澤酒造も懐かしかったです。子供の頃自転車で遊び回ったところでもあります。当時は粕川町でなく粕川村でした。
足尾線は中学時代に神土駅(今は神戸ですね)の近くに済んでいた東中の生徒と卓球の大会で知り合いになり、何度か遊びに行った覚えがあります。また、わたらせ渓谷鉄道になってからは長男が小さい頃一度だけ乗りました。
子供の頃の記憶が蘇る素敵な写真をありがとうございました。これからもがんばってください。
投稿: TB303 | 2013年1月22日 (火) 01時22分
TB303さん、ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
「ベージュとあずき色」というのは西武鉄道の車両ですね。私の写真では昭和55年頃のものに写っています。この頃に車両が置き換わったようです。その昔はこげ茶色でしたが、昭和38年頃までに黄色に塗り替えられ、昭和55年まで、私も物心付いた頃には黄色で、高校を卒業した後、西武の電車になりましたので、同世代でしょうか。
私は籍は群馬に置きつつも、結婚して以来、ほとんど東京で働いています。休日は必ず群馬に戻りますが、子供たちも社会人になりましたので、何もない日は、カメラを持って、懐かしい前橋、懐かしい群馬を歩いています。
懐かしい景色も少なくなってきましたが、観光ガイドにない懐かしい景色を探して撮って行きます。今後もお暇なときにご覧ください。
デハ。
投稿: あつし | 2013年1月22日 (火) 07時39分