新春の大喜び…続き
村井醸造の脇を行き、「私の秘密の路地」を抜けると、そこにはトロッコが。
トロッコのレールはちょうど中間地点で途切れているものの、倉庫側へも伸びている。倉庫まで来たレールは左に90度曲がり、倉庫内へと続いていた。しかし、今年訪れると、入口が作り直され、線路は続いているのかも知れないが、ドアのところでコンクリートで固められ途切れてしまっていた。
しかし、昨年はカーブ部分のレールがずれていた部分が、新しくコンクリートを打ち直し、美しいカーブへと戻っていた。
トロッコが置かれていないが、カーブを修復したということは、まだトロッコを時折走らせているということなのか期待させられる。
村井醸造の脇の道を下り、橋を渡ると、街道の風情が残っている。そして、その向こうは筑波山。良いところである。
西岡醸造で話をした「清酒 花の井」の、西岡本店に足を延ばす。やはり正月ということで営業はしていなかったが、昨年よりも、まだ日が高い。
四人は近所をうろうろとして、酒造を外側から眺め写真を撮る。「花の井」の看板は、子供の頃に観光地や温泉で良く見たタイプである。昭和40年頃までの昭和の風情が100%残っている。
村井醸造以上に、雑多な蔵が並ぶ様がいい。明治もあれば昭和もある。
さて、酒造が休みだからと、やすやすと家路に着く人達ではない。もう一軒、村田というところに酒造があると、ワーゲンを走らせる。
しかしというか、案の定というか、こちらの「来福酒造」もお休みだった。
ここでも酒造の周りから写真を撮ろうと歩き出すが、酒造の向こう側は川か何かで、竹やぶが迫り、どこまで歩いても酒造の裏に回りこめる道がない。
酒造を背にして、緩やかに下る道を歩いていると、関東平野に出てしまった。
平野部を吹き抜ける風は猛烈で、「ここが関東平野の一番端なのかな。」とつまらないことも言いたくなる。
結局、脇や裏から酒造の写真を撮ることは出来ずに、ぐるりと大回りをして歩いただけとなったが、その風情を皆が楽しんでいるようだった。
駐車場に戻ってくれば、冷たい風を意識したが、なんだか、ほのぼのとした散策であった。何も目標物もないところを、ただ歩いただけだったが、そこそこの距離を歩いて、皆が納得し、満足しているようでもあった。
これは普段の私の行動であるが、それに三人が一緒に楽しみながら付いて来てくれたのも嬉しかった。
走りながらの解散。帰りは昼間の日のお陰か、ワーゲンの中はポカポカになっていた。
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