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2009年12月 6日 (日)

高崎線、本庄駅で久しぶりに下車

Pb292043_honjyoekikara 最近、本庄駅の前に、古い車庫と倉庫が今でも残っていることに気が付いた。もしかすると、手前に何か建物があって見え辛かったのかも知れないが。

Pb292047_ekimae 今年だったと思うが、大雨で本庄駅で電車を乗り換えさせられた。冷たい雨の降る寒い朝だったが、ホームの塀越しに古い煉瓦の建物が垣間見れた。

Pb292048_wanwan 高崎線の全ての駅を降りてみようと思っていたが、上野から来ると遠い駅だから、なかなか機会がなかった。

駅を出て、早速写真を撮りながら歩き始めると、駐在さんに「何をしているのですか?」と声を掛けられる。

Pb292055_kanban 「高崎線の駅前の古い街並みを、趣味で撮っているんです。」と答える。

「そうですよね。本庄は結構残っているでしょ。古い家が。いい趣味ですね。」などといわれたものだから、

「仕事の帰りを、仕事と思わずに、遊びにしているんです。」と、我ながら良い台詞を言ってしまう。

Pb292059_syuzo 目的の煉瓦の建物を撮る前に、日が暮れそうになり、駐在さんに挨拶をして、先を急ぐ。

レンガ造りの建物は、酒造のようだった。今もやっているのかは知らないが、手入れをされてこの場所には似合わないほど綺麗にされていた。

Pb292061_renga 時間が遅く、天気も悪くなってきてしまったのが残念である。目的は、ここだけではないので、先を急ぐ。

Pb292086_minmin 線路沿いの「昭和通り」と書かれた道を行くと、左手に解体中の建物が現れ、振り返ると、駐在所からここまで、更地になっていた。

駐在さんが「残っていますよね」と行っていたが、駐在所からの並びはずらりとなくなっている。

Pb292100_snack11 解体している隣は「みんみん」という中華屋。中から二、三人のおやじさんの声が聞こえてくる。まだ4時前というのにお酒を飲んでいるようである。

私も時間とお腹に、ゆとりがあったら寄りたいものだが、今は難しい。

Pb292105_magatta_roji その先に細い道との交差点がある。左に行くと、斜めに高崎線の構内手前まで続く。それは、私が以前から「上毛電鉄の未成線」ではないかと思っていた道である。

右へ曲がると、道は緩やかに右カーブを描くところが、怪しいのである。

Pb292124_photo_shop その細い道を抜けたところが中山道なのだろうか。古いが洒落た店が目立つ。

「もっと早く来ていれば良かった。」と思う。しかし、それはいつ来ても同じことだとも思う。今来ただけでも良かったと思いたい。

Pb292140_nakasendo_ka 私は伊勢崎の会社に勤めていたが、入社して3年ほどして経理部に異動すると、時折東京支店などへの出張があった。伊勢崎というところは、伊勢崎駅から電車に乗って東京に行くよりも、車で本庄に出て、そこから高崎線に乗るのが便利だった。

Pb292159_syubo_urakara だから、良く本庄駅近くの会社で借りている駐車場まで車で来て、そこから歩いて本庄駅に行っていた。

その時も「古い街だ。」と思った。もう四半世紀も前の事ではある。

Pb292187_ekimae 入社して間もない頃、本庄にあった社宅へ連れて行かれたことがあった。そこで車を置いた場所は、広に通りに斜めに繋がる細い道のようであったが、それは川のところで切れて、その先は土手の様になっているだけであった。

「もしかすると線路跡ではないか。」当時、そう思ったのだが、あれから、なかなか行くことはできず、今は良く分からなくなっている。

Pb292195_kado 駅を出て左手にずっと歩き、酒造のある一角をぐるりと回り、駅前通りを横切り、今度は反対側へ行く。

ここと駅の間には、大きな倉庫が並んでいた記憶があるが、今はホテルや駐車場になっている。

Pb292210_honjyo_taxi その昔の倉庫街の向うに残っているのが目的の車庫である。行ってみると「本庄タクシー」の昔の車庫だった。その昔は、駅前にはこんな感じのバスやタクシーの車庫があったのを思い出す。

そこに隣接して、こちらも酒造を思わせる大きな倉庫が残っているのもよい。

Pb292228_hodokyo_2 そのタクシー会社の前の通りは、昔の駅周辺らしい広い通りで、道沿いには倉庫や事務所が立ち並んでいたであろうことを想像させる。

広い通りは、一直線に高崎線を横切り、向こう側にも延びている。

しかし、今は道は線路で断たれ、細長い歩道橋となっている。その歩道橋も、随分と古そうではあるが。

歩道橋に登ってみると、空は薄っすらと色付き始めていた。まだ、4時前というのに。日が短くなったものだ。

本庄はまだまだ広い。もっともっと歩きたい。会社に入社した頃の記憶を辿ってみたい。

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コメント

はじめまして、見慣れた風景がたくさんあったのでコメントです。
写真で眺めてみると、また違った感じがして新鮮です。でも何も違ってないのですが。
一枚一枚、それぞれ喋れそうです(笑

未成線疑惑の路地は、通称“久城堀(ぐじょうぼり)”という暗渠(雨水溝)なんです。そのため東西の道路より路盤が低い、というわけです。

また、中山道はもう一本北の通りでして、そっちや間の路地にも、なかなかに古い建物が多々ありますよ。

とそこまで打ち込んでプロフを確認してみると、なんと著名な方ではないですか!
実は私、アーリーレイトに乗っています。

投稿: shim | 2010年2月10日 (水) 06時03分

ようこそ、shimさん。

堀であって…中仙道でない…あははははっ。申し訳ない。
私の旅というのはそんなもんなのです。
知らないところを想像をめぐらせながら歩いたり、眺めたりが好きなんでしょうね。私は。

3/21のジャンボリーには行きますので、もし来られたら声を掛けてください。(笑

明日は鴻巣へ寄って帰りたいと思っておりましたが、その後、本庄でも途中下車しようかな。

投稿: あつし | 2010年2月10日 (水) 07時46分

何年か前まで使われていた利根川の橋は、計画では道路と線路で使われるはずだったようです。
実は最後の歩道橋からの写真のその先は寄居へと伸びていまして、ひょっとすると?と私も勝手な想像をしてしまい、なんだか楽しくなりました。

ジャンボリーお誘いありがとうございます。
でも表町界隈に行くほうが、相当に確率高そうです(笑

続編、楽しみにしています。

投稿: shim | 2010年2月12日 (金) 03時05分

> ひょっとすると?

そんな素朴な気持ちが大切だと私は思うのです。
何でも本や雑誌に載っていると思ったら大間違い。
まだまだ埋もれている知られざる鉄道情報があると思うのです。

ハハハッ。

> 続編、楽しみにしています。

「続編」!? (汗

投稿: あつし | 2010年2月17日 (水) 23時24分

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