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2009年10月 6日 (火)

根利に昭和が帰ってきた

Pa047234_memorial_pict 10月4日の日曜日。群馬県の根利に保存されている森林鉄道の機関車「ホイットカム」がよみがえった日。なんだか根利に昭和が帰ってきた気がした。

Pa047307_baldwin_54511 日本の森林鉄道で初めて導入された機関車「ボールドウィン」。久しぶりに晴天の空の下に出すと、往年の姿をよみがえらせた。やっぱり鉄道車両というものは、屋根の下は似合わない。

Pa047446_whitcom_cab 運材台車を従えて、発車を待つホイットカム。WHITCOMB社製のガソリン機関車だ。わずかな距離とはいえ、運転する人間には緊張感がある。

Pa047494_two_locomotive ホイットカムのエンジンが掛かる。働く機関車らしい、爆音のような音が響き渡る。そして、音ともに周りの車両たちも生き生きと見えてきた。

次は、ボールドウィンに火が入るのか。

Pa047764_baldwin 蒸気機関車が留置された脇をガソリン機関車が牽く運材列車が走り過ぎる。森林鉄道がよみがえる。

Pa047785_unzai_break_man 今年の根利の森林鉄道まつりは、昭和の森林鉄道がよみがえった一日のようだった。

ホイットカムが運材台車を引き連れて走ったということだけだが、それは大いなる妄想の世界へと連れて行ってくれた。

そして、私は、今も妄想の世界から戻れない。

現実の世界が、妄想の世界へと追いつくまで、私は妄想の世界にいたいと思う。

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