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2009年10月 3日 (土)

10月4日は根利に来てね!

198005_01_18u2_akagikan さて、今回は昭和55年の根利の写真。大昔は根利道が抜け、小さな宿場町だった。今も残る赤城館の30年前の姿である。

198005_01_23u2_haioku 山の中に、「まんが日本昔話」のような藁葺き屋根が、まだまだ残ってはいたが、この頃から既に過疎は進み、誰も居なくなった廃屋も目立っていた。

198005_01_31_haioku 主の居なくなった古い家々が、間もなく消えていこうとしていた頃だった。

根利に森林鉄道があったという話をもとにやって来たのだが、寂れていく町を見てまわった。

198005_01_33u2_haioku そんな根利に2006年から定期的に通っている。「よみがえれボールドウィン実行委員会」という、森林鉄道で活躍していた車両たちの修復のためだ。

20061008_m08_unzaidaisya 「ボールドウィン」とは、蒸気機関車メーカーの名前である。その蒸気機関車が錆びて、寂れていくのが可哀想で、そんなものが好きな人たちが集まって外観修復を始めた。

翌年は「協三」。協三工業というメーカーのディーゼル機関車だ。

20061029_m04_yuge 昨年は「ホイットカム」。こちらも機関車のメーカー名。まだまだ蒸気機関車の時代に、ガソリンエンジンを積んだ機関車を作り出した。

しかし、ガソリン機関車は蒸気機関車に敵うことなく、ボールドウィンに吸収されてしまう。そして、その後間もなくディーゼル機関車や電気機関車が登場し、ボールドウィンも、ウェスチングハウスというメーカーに吸収されていった。

ところで、今年は丸太を運ぶ運材台車をきれいにして、片手間でホイットカムの機関系も、少しずつ整備した。

その成果の発表が、今度の日曜日ということだ。

鉄道好きの方は、もちろんだが、昔懐かしい小さい機関車に愛に来て欲しい。

それに、山の行き止まりのような根利は今でも素朴で良いところだから、ついでに根利を散策しても楽しいと思う。

さて、9月30日付の「上毛新聞ニュース」。

http://www.raijin.com/news/a/30/news05.htm

そして、私たちの活動のホームページ。

http://baldwinneri.hp.infoseek.co.jp/index.html

きっと楽しくて、ある面歴史に残る一日になると思っている。

(最後の二枚の写真は2006年のものです。)

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