大崎って、こんな感じ?
だいたい、さくら水産と同じ感じだ。食券を買って、隣のお姉さんが「コロッケ」と言ってたかと思ったら、席に着くや否や、ドンと出てきた。
「なんだ卵か。冷奴と交換してよ。」と言っている。
私は既に卵を割って醤油を掛けた後だった。冷奴が良かったな~。
ご飯も比較的軽めで、ちょうど良かったが、さっさと食べきってしまい、昼休みが残ってしまった。涼しいところでアイスコーヒーでも飲んで過ごそうかと思ったが、果たして30分以上持たせられるか。そして、折角500円のランチにしたのに、そんなところでお金を使っていいのか。
ビルの一階の飲食店街を一回りして、表に出ると、神社の参道があった。何人かがそこへ入っていくので、どこかへ抜けるだろうと丘を登っていく。
大崎駅の山手線の外側は、小高い丘になっていて、神社などは涼やかな感じがしてなかなかよろしい。
神社に登ると日陰で小休止をして、そのまま等高線にそうようなくねった細い道を歩き始める。
「この先行き止まり」「車は通り抜け出来ません」といった看板が目立ち、場所によっては道の先が階段になっているのが魅力的である。
コンクリートの支柱と御影石の土台の小学校の塀。同様の造りが他にも目立ち、ここの町が出来た時代を表しているかのようだ。
ただ古いだけではなく、高尚な感じが漂っている。今も、昔も高級な住宅地だったのだろうか。
大崎駅のこちら側には、以前は古い明電舎の工場があったらしい。大崎の町に点在する昔の欠片を見ていると、その頃を知らないのが残念である。
今になれば、古めかしいボロ家であっても、昔であれば立派だったであろうという品の良い家が残っている。なかなか良い風情である。
ずっと歩いていくと、昔の街道のようなところに出た。古い造りの商店が意外と残っているのに驚く。
「かどや」
角といっても、細い路地の入り口でしかないが、その昔は大崎駅へショートカットできる、駅へのメインストリートであったのだろう。
駅寄りは、何やら工事現場があり、空き地も目立つ。古い家も残るだけに、昭和40年頃の高度成長期の光景にも見えてくる。
また、通いながら探検をしていきたい。それにしても、東京というところは。魅力いっぱいの良いところである。
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