根利の1/1鉄道趣味
珍しく、作業をする私の写真。真ん中である。午前中は、楽しそうな作業があり、私はそれに没頭し、写真はえりこさんにお任せしたからだ。
「こんなのを見ていて、よく飽きないな~」などと誰かに話しかけられたようだが、女性であり、全く興味を持っていなかったものでも、みんながしている作業を見て、分からないなりにも、感心したとか。
まあ、私たちも興味はありながらも、本物の鉄道に関ったことがないのであるから、初めのうちは、いったいどうなるのか分からなかったというのが本音である。
それでも、活動を続けて4年目であるから、少しずつ経験をして、知識もつき、なんだか本格的な雰囲気も醸し出している。作業着やヘルメットに年季が入ってきたということもあろう。
とにかく、この飾られているだけの機関車や車両たちをどうにかしたい。出来れば走らせたい。そんな気持ちだけでやって来たが、そんな気持ち、情熱があれば、どうにかなるものである。
まあ、情熱だけでも無知では何もならなかった、いや、ダメにしていたかと思うが、ある程度の年齢の集団。今までの仕事や趣味の経験が生きている。
小さいとはいえ、何トンもある鉄の塊が走るのである。いったいどんな仕組みなのか。走る姿からは、具体的には良く分からない。それでも、分かるところから少しずつ手をつけて修復していく。
そんな、じれったくなるような小さなことの積み重ねが、4年を経て形になって来たように感じる。とにかく、皆で力を出し合って、皆で知恵を出し合って、みんなの協力で、車両たちはよみがえりつつある。
すると、そんなことに興味のある人が集まってきて、それぞれが様々な観点からアイデアを出す。
なかなか素晴らしい結論が出てきて、気持ちの良い、幸せを感じる時である。
休憩がてら、皆の作業の様子を眺めたり、仕上がった部分を眺めるのも心地よい。
一日の作業が一段落する頃、トイレに行くと、えりこさんが日陰で、うとうとしていた。そうそう、根利という場所は、だだ、うとうとするだけでも十分に素敵な場所。
そこで仲間と一緒に遊べるのだから。皆の大好きな鉄道と戯れて。
それも、1/80や1/150の模型ではなくて、1/1の本物なのだから。
いい遊びを見つけたものだ。そうか、昔の子供達は自分達で遊びを作ったと言われるが、そんな昔の子供達の集まりだからな。
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