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2009年6月28日 (日)

ズ~ク~・ミニ・ツアー その1

P6280003_rail_gauge ワーゲンで葛生というか、トロッコを訪ねるミニ・ツアーに出掛けた。同行者はワーゲン仲間の「鉄」分の多い人間と、トロッコ仲間。先ずはじめから、レールとレールの間を測る訓練から!?

「38cm」ということは「1と1/4フィートか!」

P6280015_syuzo もしかすると門扉のレールかも知れないが、ピタリ15インチということは…。

さて、本番は昭和2年に「赤見軽便鉄道」だ。両毛線の富田駅に接続していたが、今は殆ど名残はない。しかし、その近くに古い酒造が残っている。人の気配がするので声をかける。創業は天明というから1780年代となる。廃業したのは昭和の時代だというが、今でも立派な姿を保っている。

「赤見軽便鉄道」と言い始めると、「駅はうちの敷地にあった」と言い出した。どういうことかと思ったら、今の駅の向こう側、国道50号の向こうの山のところまで、ここの家の土地だったという。具体的に線路の場所を聞くと、「ここじゃないか」と言い出した。もともとここには道はなくて、酒造の裏にあっただけらしい。そして学校のこちら側と言えば、ちょうどこの道である。

P6280037_super_market 駅は国鉄の駅の北側にあり、そこから右にカーブして、この道のところに出て、酒造の脇を抜け、このスーパーの前を横切っていたということになる。

ついでに、道を挟んだところは煙突に「第二酒造場」とあるが、戦時中に兵隊が飲む酒が足りなくなり、軍の依頼で作られたらしい。つまり、昭和2年の廃止後、第二次世界大戦までの間に、ここが道となっていたこととなる。

「それでは」と線路跡という道を行くがすぐに行き止まりとなってしまった。「それではどこだ!?」と会話ははずむ。田んぼの中を進むと、1件の家があり、小さな畑。そこで農作業している人がいるが、その人の後ろに20m程の斜めの道路がある。私が以前から目を付けていた「軌道跡ではないか」というところ。さて、実際はどうなのだろうか。

P6280040_funny_train 新しい道が斜めに横切る。それを左に行く。「この新しい道というもは、元々は線路だったのではないか。」たいした根拠もないが、想像は膨らむ。

走っていると、修理工場の路地にトロッコが見えた。

「赤見軽便鉄道のトロッコだ。行ってみよう!」

それは、客車だったが、タイヤがついたものだった。

P6280044_meet_66_westy 赤見温泉の入口の交差点で信号待ちをしていると、右手から'66 VW WESTFALIA CAMPERが現れて、温泉方向に曲がって行く。クラクションを鳴らすと、止まって待っていてくれた。

ワーゲン仲間が、「合流できればいいが…」と赤見温泉を目指していたのだった。偶然、たまたまの合流。なかなか楽しい気分になる。

子供たちがいるので、昼食はSLが運ぶ和風レストランにし、まずはその前に、赤見軽便鉄道の出流原駅を訪ねる。

P6280059_teisyaba_station 最近まで「停車場」と呼ばれていた一帯。ここに細い路地があるが、ここが線路跡で、この先の少し広くなったところが駅だった。突き当たりの右手には家が建っているが、その土台を良く見れば、それがホームであることが分かる。

線路は、その先は貨物線となり、更に先に延びていた。

P6280074_kamotsu_home 喫茶店の辺りで斜めに道路を横切っていたらしいが、その手前にも、プラットホーム上の所の上に古い倉庫が建つ。私は、ここは石灰工場積み込みホームで、上屋は貨物線延伸時、大正時代のものではないかと考えている。

P6280103_model_train ひとまわり歩き、和風レストランへ。「鉄」系の大人にも純粋な子供にも大人気の店である。

「いい子にしていないと、汽車がこないよ。」

などと言っておけば、子供たちもとてもよい子である。そして、私にとっては懐かしい味わいの「鯉のあらい」のついた御膳を頂いた。

P6280124_vws 赤見軽便鉄道は、ここまで。今度はメイン会場の葛生へ向かう。「この辺りに立派な引込線があった。」「駒形石灰の積み替えホームは、駒形石灰で造ったらしい。」と道中の話は弾む。

P6280146_kuzu なんとなく、石灰の山に登る。この辺りは今はあまり掘っていないようである。30年ほど前に来たときは、もっと傾斜した山を登った記憶があるが、その後削られたのだろう。その面影はなく、段々に削られた山になっている。

P6280166_truck 葛生の第一目的地は「駒形石灰」である。往時はインクラインでトロッコが働き、工場から積み替えホームまで、1km程だろうが、2フィート(610mm)の専用線が延びていた。

P6280188_65bug_and_katoworks そこでトロッコを牽いていたKATO-WORKSのDLが、最近綺麗にされて保存されている。鉱車というトロッコもどこかから出てきて、一緒に置かれている。

将来的には線路を敷設して走らせたいということだ。もしそうなったら、是非手伝いに来たいものだ。

P6280194_komagata_kato キャンパーで合流したワーゲン仲間とはここで別れる。そして私たちは、更に葛生の奥地へビートルを走らせたのであった。

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