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2009年6月17日 (水)

地元、前橋です。

P6130001_sharp ん~。デジカメが壊れてしまった。というか、ズームがズームしなくなってしまった…。自分が何かしたのであれば、あきらめもつくが、宴会の席で「写真を撮れ」と後輩に預けて戻ってきたら、壊れていた…。本人は全く感知していないと思うので、彼にも怒れない…。

P6130004_uenosan さて、我が家の近くに万年塀で囲まれたちょっと広い駐車場がある。その一角に何かコンクリートで造られている。元々ここにはシャープの会社があった。大通り沿いには、明るいショーウィンドーがあり、いつもテレビが点けて飾ってあった。

商店街から帰ってきて、ここでテレビを眺めてから帰るのが我が家のルートだった。暗くなってもここだけは明るいので、虫も集まってきて、ショーウィンドーの中の虫を眺めたりもした。

その並びには、もう閉めてしまった酒屋がある。人の気配はあまりないのに、時折窓が開いており、心配になったりもするが、この日は、歩いていたら電気がついた。

「あ、まだ元気にしているんたな。」

P6130009_sentakumono 床屋に行きたかったので、八幡様の方へ行く。床屋は「旅行で休みます」と。さて、明日はやっているのか。

そこで、なぜか「写真は一歩踏み込まなければいけない。」と頭をよぎる。

P6130016_syasinkan 一歩踏み込めれば良いのだが、なかなかそんなわけには行かないのが現実である。

それにしても、この写真館、お客さんは来るのだろうか…。

P6130027_kura 戦争のどさくさで、何も無くなっていたという、質倉。今日も蔵の窓が開きっぱなしだが、開け閉めはしているのか、雨が入ったりしないのか、ちょっと気になる。

戦争のどさくさから、ずっと開きっぱなしはないと思うが。

P6130028_iseya 伊勢屋さんで昼食を食べようかと、店の前まで行ってはみるが、食べたいものがない。軽く食べて、軽く飲んでが希望である。

P6130034_vwbeetle ジャズ喫茶の「ダウンビート」に行こうと、国道50号を渡ると、見慣れたビートルがやって来た。私の東京の知り合いが以前乗っていたもの。ここ2年ほどは、やはり私の知り合いの前橋のおばちゃまが乗っている。

「あ~ら、のぶさわさん。」と声がかかる。

国道17号に古い建物が一軒だけ取り残されているのだが、それを買って喫茶店を始めるとか、はじめないとか・・・。もし、おばちゃまがはじめるのだったら、毎週行っても良いと思う。

P6130041_yaoya ダウンビートへ下る坂の入り口には八百屋がある。とにかく寂しい前橋の街で、なぜか八百屋だけはにぎやかである。

ん~、これは良い商売なのかもしれない。

P6130045_downbeat ダウンビートは、「ぜひ、うちで軽くやっていってください。」という感じで、ドアが開け放たれていた。

食虫植物に、す~っと入っていく昆虫のように、私は店に入っていく。

P6130058_downbeat カウンターに座るか、座らないかのうちに「ビール?」と言われ、断るわけにはいかないのが人情というものか。

ビールを注いでもらってから、「何か食べたくて来たんだけれど…。」

「スパゲティにする? ナポリタンと、シーフードと、和風。」

「シーフードがヘルシーな雰囲気をかもし出しているから、それを。」

もう35年も経つのだそうだ。「はじめたときは、半年続けばいいなどと言われたけれど…」と。

店に改装したのは私の父親だが、そんなに経ったのかと、自分でも驚く。長い付き合いである。

高校3年の頃からバンドの「トラ(手伝い、エキストラの略語)」をしていて、そこで一緒に演奏をしていたときの心強いお兄さんだった。お兄さんはおじいさんに近づき、私は完璧におじさんになってしまった。

P6130067_ebisudori 毎晩のみ歩いていてくたびれているのとは違い、毎晩のようにライブをしてくたびれているという話を聞いて、うらやましく思ってしまった。

私も音楽が好きなのだけれど。今までの人生を振り返った時、一番幸せだったのは、バンドでステージに立って演奏をしていた時。

そのぐらい好きなんだけれど、人生なかなかうまくはいかないものである。

そして、世の中も思い通りになるとは限らない。「不確実性の時代」、いやいや世の中は最初から「不確実」なのである。帰り道に通ったところは、殆どの店が閉まってしまい、所々が取り壊されて、駐車場になっている。考えれば、ここは「ゑびす通り」といった筈だ。その名前を付けた時に、どれだけの人が今の光景を想像できたか。私の子供の頃は、前橋祭りなどの時は、この通りから沢山の出店が出ていたのだが。

間もなく、商店街の気配も全くなくなるのだろうかと思う。

さて、ズームレンズは、保障期間はどうなっていたのだろうか。これを機にワンランクアップも考えたが、金銭的に難しいな。保障で修理をするか、同じものを買うか。写真をあきらめるか…。

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コメント

写真を諦めるないでください(笑
毎日楽しみにしております故。。。

高崎線沿線シリーズ、とても感慨深く拝見しております。
我が最寄り駅は桶川より数駅ですが、駅前開発されてしまい、
長屋が取り壊され、赤提灯もなくなりつつあります。

中仙道沿いでは、主のいない家屋が最近Vの時に屋根が崩壊しました。
マンション、建て売り、駐車場化が進む中、
無人の家屋も増えております。。。

投稿: shioring | 2009年6月18日 (木) 01時31分

scissors「高いカメラだから」と使わずに眺めていても意味ないですしね。
「折角買ったのだから、毎日使わねば」です。
ワーゲンも、カメラも使ってこそ意味がある…ってことで、少々の無茶はお許しください。

それはともかく各駅前が面白くなくなっていますね。
まあ、だから面白いのかも知れませんが。
でも、どうにかならないのかな~と。
ここに登場したおばちゃまのように、誰も居なくなった昭和初期の家を「買って喫茶店にしよう」って形でも良いですからね。

投稿: あつし | 2009年6月18日 (木) 07時01分

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