JR高崎線 上野から籠原
上野駅で改札を抜けたのがちょうど13時。13:03発は少し忙しいので13:14発へと向かう。こちらは待ち時間が10分以上あるので、なかなか空いていて好きなところに座れるほどだ。
高崎線の電車に揺られて、降りたところは桶川駅。駅前に昔の風情の残る魅力的な駅のひとつだ。
電車を降りて、走り去る列車を見ていると、すぐに反対のホームへ列車が来るとアナウンスがある。「?」と思いつつもたもたしていると、EF64 1002が単機でやって来てホームの一番端まで行って停車した。
そんな光景を写真に撮ったりしていると、すぐにその向こうのホームへ185系電車の特急「草津」が現れて、結構なスピードでホームを走り去っていく。
近年は貨物列車が殆どなくなり、昼間の貨物と遭遇することは激減していたが、子供の頃を思い出す光景である。今年から高崎線、上越線の昼間の貨物が増えたらしい。やはり、鉄道は貨物がなくてはいけないと思う。
鉄道ではないが、桶川駅にはターンテーブルがあった。ワンマンバスの転回用だ。その昔、細い道の終点部にはターンテーブルがあった例を知っているが、現在もターンテーブルを利用しているとは。
その先の踏み切りに行くと、遮断機が下りて警報機が鳴りはじめたので、カメラを構えて待っていると、なかなか列車が来ない。結局列車は来ないまま遮断機が上がる。
今でも、こんなことがあるのだろうか。
踏み切りを背にして歩き出すと、また鳴りはじめて、立ち止まってカメラを構える。随分と待たされたが、今回は列車が通過して行った。
街を一回りして、桶川駅に戻り、跨線橋の上をぶらぶらしていると、列車が現れた。今度は単機回送ではなく、貨物列車である。いいね、貨物は。
やって来るのをパシャ、パシャっと撮ってすぐに反対側に行き、過ぎ去る列車を撮る。良い写真は撮れなかったが、貨物列車に出会えたという妙な満足感はある。
再び電車に乗っていると、女の子二人が中吊り広告を見ているらしい、私も、広告に目をやって驚いた。殆ど中吊り広告が下がっていないのである。都内だったら、びっしりと広告が下がっているのに、この電車は端から二列目ぐらいまでしか広告が下がっていない。
熊谷を過ぎると貨物基地がある。先ほどのタンク車ではなく、コンテナ車を繋げた列車が待機していた。
そしてすぐに、DE10だか、DE11の牽く列車が視界に入ってきた。きっと貨物列車を仕立てているのであろう。
籠原で再び下車する。跨線橋は骨組みがレールである。橋上駅が増えた今、このような跨線橋は殆どなくなってしまった。懐かしい良い造りである。
街を一回りして、再び線路の近くに戻ってきたところで、ちょうど電車がやって来た。陸橋の下を潜り抜けていく電車というのも良いものである。写真はイマイチだが。
籠原というところは電車の留置線があるので、なかなか良い。切り離した電車が、引込み線に入っていったり、始発の電車が引込み線からホームへ入って行く。
喫茶店でアイスコーヒーを飲んで駅へ行くと、ちょうど前橋行きがあった。3ドアの10両編成である。いつも上野から乗る時はグリーン車だが、ここからなら普通車で十分だ。
電車に乗り込むと、ポツポツと席が空いていて、とりあえず座ることもできた。そして高崎が近づくにつれて、車内は空いてきて、一番端りドア脇に座って、うつらうつらする。
それにしても、3ドアのロングシートは長いものである。中途半端で、空いてくると皆が中途半端に座って、もったいない感じもするし、途中に座っていても落ち着かない。そして青森で客車のロングシートに乗り込んでしまったことを思い出した。20mの端から端までがずーっとロングシートで、すぐに逃げ出して隣の車両に移ったのだが、今になると、3ドアのロングシートも長いと思うのだった。
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