近江鉄道、鳥居本の駅
もう何年か前のになるが、国道8号を走っていて見かけた駅。ここは通過点であるから、なかなか寄れなかったが、昨年の春に寄ってみた。
この洋風の造りが私にはしっくり来る。昭和6年の開業時のものというから、昭和の初期は豊かで優雅な時代だったと思う。
私の両親は共に昭和3年生まれで、母親が洋裁をしており、父親は小さい頃にギターを習っていたと言う。そんな時代だったのだと実感させる建物である。
そして、駅前の信号に立てば、古い立派な建物が数軒残っているのが見える。
駅構内もよい。貨物の側線の線路が今も残り、何気なく置かれた「トローリー」などと呼ばれる足こぎのトロッコがこれまたよい。
近年、電車や鉄道のシステムは、信楽鉄道や、京福電鉄の事故などもあり近代化が進んでいるが、今でも2両編成で走ってくるのがよい。
日曜日ではあったが、朝早かったから、スーツを着た通勤客が二人ほど、発車時刻間際にやって来て乗り込んでいった。
この近江鉄道というのもよい。歴史のある町を今でも結んでいる。既に廃線になっていてもおかしくないような感じだが、頑張っているのは、それだけ地域に密着しているからであろう。
車で走っていれば、ただ通りすぎてしまう町、駅であるが、立ち寄ってみれば良いところが見えてくる。まだまだ日本にはこのような良い所が残っている。
私の滋賀行きは、寄り道の旅であったが、まだまだ寄り道が足りないと思うと、ちょっとした焦りのようなものと、胸の苦しさを感じるのである。
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コメント
こんばんは
上から、三枚目(自分の事ではあ・り・ま・せ^^ん!) の写真はいいですね。
洋風な館も素敵ですが、手前の民家の二階部分は最高ですね!
そして一番下の写真の左端に見える「危険、深い溝あり」の真新しい看板は、最近この辺りで事故でもあったのか?
なんて、いろいろ想像を掻き立てられます。
想像力がたくましすぎかな???
投稿: 押上 | 2009年4月 9日 (木) 20時37分
はい。三枚目の信沢あつしが、コメントします。
いいでしょ、駅前の風情。
この現代的な建物との対比で味わいも出てくるのでしょうね。
写真の自転車に乗っているおじさんですが、駅構内に入ってきたので、お互いに「おはようございます。」などと言ったのですが、鉄道関係者かと思っていましたら、線路を渡って、向こうの畑にの所有者のようでした。
でも、良い雰囲気のところです。
良いですね、日本は。
投稿: あつし | 2009年4月10日 (金) 01時23分