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2009年3月 2日 (月)

思い出の味の桂川

P2283003_kasukawa 今は前橋市になった粕川。確か、この川には「粕川」と書かれていたような気がするが。その小さな流れが取り囲む中にあるのが柳澤酒造。上電の新屋駅から、50分ほど歩いてしまった。

P2283012_inaka 長閑な平地が広がるが、川に囲まれるように林があり、その中に神社とお寺とともにある。向かいは、老舗のうどん屋だっらしい。この地域の中心のようなところに構えている。

P2283013_udonya 比較的新しい塀が続き、酒造は、どちらかと言うと工場的な外観ではある。しかし、良く見れば明治からの歴史の片鱗を残している。現役だから設備が新しくなっていくのは仕方がない。しかし、まだまだ使えるものは残しつつである。

P2283014_yanagisawasyuzoだから、酒造は楽しいのである。明治、大正、昭和、そして平成と、各時代の施設や設備が混在して、ちょっとごみごみした、継ぎ接ぎだらけのような事になっている。

意図したわけではなく、その時々で、都合に応じて変わってきた姿が、何とも興味深い形、光景を作り上げている。

P2283017_udonya ここまで歩くと、お腹も空いてくるが、うどん屋さんは、今は自動販売機を並べる程度の商店になってしまっている。

店に入ると、娘さんなのか、若奥さんなのか、若い女性が応対してくれた。

P2283032_entotsu 「新酒と言っても、これはどうなの?」

「これはですね…ちょっとシュワっと…。」

「あ~、ちょっとシュワとするんだ。じゃ、それと、これ。ちょっとシュワっとするやつ。」

P2283039_ura 新酒の四合ビンを二本買い、トイレを借りたついでに、写真も撮らせてもらう。

「おじさん、新屋駅から歩いてきて、お腹が空いたのだけれど、近くに食堂か何かある? 駅に近い方だけど。」

「ちょっと待ってください…。歩きだとないですね。」

「やっぱりね。いいや、ありがと。」

P2283049_gaito 買った四合ビンを、持ってきたタオルに包んで、背負ってきたカバンに入れる。ビンの重さもあるから、10キロぐらいになるだろう。

P2283052_jyozomoto もうすこし、お喋りをしたかった感じもあるが、先を急がねば日が暮れてしまう。私は出発をしたくないかのように、店の周りで写真を撮った。

程なく、意を決してカバンを担ぎなおし歩き始めた。

P2283065_katsuragawa  帰りは、今は辞めてしまった伴内酒造を経由していく。そこから北上すれば、新屋駅のふた駅先の膳駅に出られる。確か、膳駅のところの踏切には、小さな居酒屋があるはずだ。

そこで軽く飲み食いも楽しもう。最近は午後5時を過ぎても明るいから、遠回りでも大丈夫だろう。

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