表町一丁目、世代交流餅つき大会
町内の毎年恒例の「三世代交流餅つき大会」である。9時ぐらいに行けば良いのだが、8時を過ぎると、もう準備で来ている人がいる。年寄りは朝が早いので、困ったものである。(笑
一昨年は20臼ぐらいだったが、誰かが「今年は35臼だ」という。つき手は、私を含めて、3、4人程度。私たちが、始めに捏ねて、その後は交代でつくという感じ。
写真は、始めからついているので、誰かが撮ってくれたもの。手前のワーゲンの絵のトレーナーが私である。
4臼が終わったところで、誰かから「醤油と七味を持って来てくれ」と婦人会に声を掛かける。炊き立てのもち米に、醤油と七味をまぶして食べる。これが美味いのである。
いっそのこと、餅つきなどせずに、全部こうして食べてしまえば楽でいいと思うほどだ。
大根おろしの「からみ餅」、黄な粉餅に、ゴマをまぶしたもの。そして「あんぴん」も出来上がり、皆に振舞われる。
こちらは、雑煮かとおもったら「けんちん汁」。毎年、終わると胃がもたれるので、お餅は遠慮気味に食べ、けんちん汁を頂く。
11時頃から、近所の子供たちや年配が集まってきて、餅が振舞われる。子供たちが集まったところで、子供の餅つき体験。お父さんというよりも、おじいさん的な人が積極的に面倒を見ている。
3、40人は近所の人が集まっただろうか。しかし、今回は子供を連れたお父さんがいなかった。子供を連れてきたお父さんは、成年会の役員をする人、ひとりだけ。
今の時代、どうせみんな餅つきなんかしたことないのだから、逆にお父さんが積極的に餅つきを教われば、子供にも良いと思うのたが。
結局は、15だか16臼ついたのだろう。その代わり、最後の方は、ひと臼の量が多かった。
どこの地方も一緒か知らないが、私の育ったところでは、まずはもちを練る。杵を腰の辺りに持ち、グイ、グイと米粒をつぶしていく。
餅つきといっても、つくのは最後である。子供の頃に、「餅つきというものは、最初からペタンペタンとつくものではないのか」と思った記憶がある。
大福の様に、お餅の中にあんこを包み込んで、くるくると丸めたのが「あんぴん」である。これも子供の頃、家で何度か作らされた記憶がある。
途中から美味しい日本酒が入って、終われば一杯飲んで、手はビールの栓も開けるのが大変なほど。きっと明後日辺り、体中が痛いに違いない。
いっそのこと来年は「あんぴん」作りにまわろうかとも思う。
だいたい、餅つきが得意な人がいるわけでもなく、皆、一年に一度、ここでやるだけのことである。なかなか、つき方のコツもつかめず、慣れた頃には終わってしまう。その程度のことである。
だから、楽しいのだろう。能書きを言っている大先輩も、つき始めは感覚を忘れていて、皆にかまわれて、大笑いをして。
なかなかいい町内でしょ。表町一丁目は。
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コメント
こんばんは。
町内で餅つきだなんて素敵な町ですね。
ご近所の方との交流の場があり、羨ましいです。
つきたての餅米にお醤油をかけて食す、なんとも美味しそうです♪
明治、大正生まれの祖父母の家で、幼い頃に食した、
薪を焼べて釜で茹でた、手打ちうどん。
これも茹でたてをお醤油で食すとなんとも美味しいのですよね。
当時を思い出しました◎
投稿: shioring | 2009年2月 2日 (月) 00時08分
いい町ですよね。
でも、私も子供が出きるまでは、あまり参加しませんでした。
それは、区画整理と町名変更で、集まる人たちが変わった事もあるかもしれません。
でも、あれから40年以上、表町1丁目も、ひとつの歴史ある町になったのかも知れません。
私が参加するまでも、誰かが、こんな活動をずっと続けていてくれたおかげですよね。
後から自治会の活動に加わった私に対しても親しくしてくれて、本当に良い間町内だと。
投稿: あつし | 2009年2月 3日 (火) 00時10分