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2008年11月 3日 (月)

今年も「滝越」まで。

Pb025804_ 王滝村の松原スポーツ公園の「「りんてつ倶楽部」の運転会が目的ではあるが、私は王滝の景色が好きだ。今年も松原から滝越まで足を延ばした。

Pb025808_ 松原から少し走ると、道は狭くなる。ここから先は、昭和50年に廃止になった森林鉄道跡を道路に整備したところ。ところが、まもなく昭和59年に、大滝村は地震に見舞われた。

Pb025811_ 森林鉄道跡の道路は分断され、付け替えられた。そこには、土砂が流れ込み、谷を堰き止め自然のダムを造った。

それが「自然湖」である。立ち枯れの木々が水面に林立し、美しい光景を造る。

昨年辺りに、木々が何本か切られてしまい、以前ほどではない。恐らく2、3年で粗かたなくなってしまうのではないか。

Pb025840_ 自然湖からトンネルを抜ければ、また線路跡の道となり滝越へと着く。子供たちがいるので、先ずは水交園に行く。

「今日は水が少ないから魚が良く見えるよ」と行って見たものの、少ないながら水が少しにごっていた。

Pb025860_ それでも、子供たちは橋から落ちるのではないかと思わんばかりに、真剣な眼差しで覗き込んでいた。

そこから先は彼等のお父さんのため。今も残る森林鉄道の鉄橋へ行く。ここは今年も残っていてくれた。私はここへ来ると映画「スタンドバイミー」の鉄橋を思い出し、中学の時に渡った只見線の鉄橋を歩いたことを思い出す。

Pb025872_ 森林鉄道の線路は、橋を渡ったところで、発電所へと分岐していた。そこのところに1本の木製の電柱が残っていた。

Pb025915_ 新そばを食べたところで、昔滝越の駅があったところへ立ち寄る。火の見が立ち、元営林署の建物がまだ残り、当時の面影を残している。

Pb025919_ 詰所の脇には、冬に備えて薪が美しく積み上げられ、橋の欄干代りのガードレールには大根の葉っぱが干されていた。

Pb026121_ 朝から日が陰ったりしていたが、松原へ戻る頃には美しい真っ青な青空が広がっていた。

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