東武電車を眺めながら。
マンションを出て、すぐに曲がれば、国際通りを横切って、新仲見世へと続く。そのまま歩いても良いが、あえて一本南の道を行く。
仲見世を横切れば、修学旅行生や外国人観光客で朝から賑わっていて、時間を気にせずに浅草駅へ出る事が出来る。
隅田川を渡りはじめたら、浅草駅からスペーシアがやって来た。ゆっくりゆっくり橋を渡る。もう、じれったいぐらいではあるが、これが東武鉄道のひとつのパフォーマンス、観光名所を作っていると言ってもいい。
浅草は終点で、他の鉄道への乗り入れも出来ない盲腸線。本数が少ないと思うのだが、流石に朝は、沢山やってくる。
工事現場の隙間から、野岩線の列車が垣間見られたと思ったら、今度は「りょうもう号」がやって来た。
スペーシア、りょうもう号、野岩線、通勤電車と、列車もバラエティーに富んでいるのが、これまたいい。
音が聞こえて「今度は何かな」と思いながら見ていれば、時間も気にならない。
いつの間にか、業平橋に着いている。ここからは線路沿いに押上まで歩く。留置線の電車が出ていったりも楽しめる。
留置線の電車の向こうを様々な電車が走りぬける。その向こうでは、新東京タワー「スカイ・ツリー」の建設が進んでいる。
まだ、何をやっているのか、どんな物が出来るのか、全く分からないが、ここに600mもの塔が建つというだから、さぞかし地下も掘っているに違いない。
押上の駅の先の踏切までやってくる。業平橋は、商店街らしいところはないが、押上には古い商店街や、古い商店、町工場、ビルが点在する。
なかなか昭和の風情のある良いところだ。「酎ハイ150円」の居酒屋だってあるし、ドリンク付きで700円のランチもある。
たまたま、仕事で行くことになっが、折角なのであと数日は、こんな通勤を楽しませてもらおう。
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