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2008年8月20日 (水)

にほんの酒

P8180032_ 昨日は、夕立が来そうな天気で、本郷三丁目から真直ぐ末広町に歩いて、地下鉄銀座線で上野へ。

夕立もあるが、なぜ急いだかと言うと、御嵩の酒を持っていたから。

P8180036_ いつもの「うどん屋」に行き、マスターに酒を差し出す。

「神代の酒」とマスターが口に出す。

まずは冷蔵庫へ入れ冷やしてもらう。そこへ常連のおばちゃんがやってきて、「この前、大変だったのよ~」としゃべり始める。

P8180039_ しばらくすると、話の張本人のオヤジがやって来た。いやいや、タイミングの良いこと。噂をすれば…という言葉は本当に良く出来ている。

そんな流れで、私がふたりの間に入る様に座ってもらう。

P8180047_ オヤジさんは、私の顔をみると、

「そうだ、今度はオレが酒を持ってこないと」

と、すぐに店を出ていった。先週の月曜日に、私が買ってきた丹波の酒を一緒に飲んだかにだ。あの酒は、マスターと3人で、とても楽しく飲めた酒だった。

P8180049_ まずは、オヤジさんの酒を開けた。「山田錦100%」、「精米50%」の「大吟醸」。自分の名入で、作ってくれるという、洒落たお酒だ。

甘いフルーティーな口当たり。スルスルと喉に流れていく。飲み易い、口当たりの良い酒だ。とても上品にも感じるが、何か物足りない。

四人で一杯ずつ飲んではみたものの、美味いが、ちょっ軽い。

続けて、私のお酒を開ける。口に近付けただけで、違いが分かる。こちらは、何か臭い。なんだか燻製のような香り、ドイツの黒ビールの様といえば、そうかも知れない。こちらはも、口当たりは甘い。但し、先ほどのと比べると、口の中で、とろりとした濃厚さを感じるとともに、飲み込んだ瞬間から、辛味が出てくる。

なんだか、両極端な日本酒だ。片方は、今風の上品な感じのさらりとした酒。もう片方は、田舎臭いとでも表現し様か、何だか古風な感じのどろりとした酒。これだけ違うと、飲み比べても分かりやすくて、会話もはずむ。

この会話がはずむのが、地酒の良さかと思う。こう個性的な酒だと、つまみを選ぶのも楽しい。先週の丹波の酒は、「塩」が良く合った。カボチャはダメだった。今回も、塩をつまんだりして飲んでみるが、どうも違う。どうも、この2本は、つまみを「選ぶ」のではなく、つまみが「いらない」という結論となった。

P8180050_ 美味い酒というものは、もしかしたら、つまみなどは不用で、それだけで美味いのだと実感することとなった。それにしても、両極端の酒。ある面甲乙つけがたいが、私の場合は、自分で買った御嵩の酒「神代の味」である。

ちょっと香りや口当たりに癖があり、飲みこむ頃になって、辛味が出てくる。飲み応えがある。コップに一杯飲んだら満足できる。

しかし、今宵は一杯ではなかった。飲み比べるうちに、随分と飲んでしまったようだ。家路に着いた私は、きっと千鳥足だったに違いない。

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