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2008年7月19日 (土)

南浦和で飲みすぎた…

P7180439_ 仕事をしているとPHSが鳴った。見れば「越乃」と出ている。今は「あいの」に名前を変えた南浦和の居酒屋だ。

「のぶちゃん。看板なおしてくんかい」

P7180447_ 5月6日に「あいの」に変えるというので、電光看板を直してあげたのだが、営業時間が変わったので、またやって欲しいとのことだった。

体調が悪いので、仕事を早く終わりにして群馬に帰るつもりだったのだが。仕方がない。早めに仕事を終わりにして、地下鉄に乗り池袋に出て、南浦和へと向かう。

P7180456_ 埼京線もいつもと違う景色だなと思ったが、いつもと逆側に乗っているし、なにより外が明るいのが違う。南浦和にいた時も、こんなに早く帰ることは何度もなかった。

かけ乗った電車は、たまたま南浦和行だった。終点までのんびりと座っていく。通いなれたところだから、自然と一番便利な改札に行き、人ごみも上手に避けて階段を下る。

いいね、この武蔵野線の感じが。

P7180466_ まだ、6時前なのに年寄りが盛り上がっている。ひとりの爺さんは既に出来あがって、「もう帰るよ、オレは」といいつつ、くどい話をしてなかなか帰らない。とてもイイ爺さんなんだけれど、最近何かあったに違いない。

「最近のオレは、楽な方、楽な方に行っちゃうんだよね。人間そうなったらおしまい。オレももう終わりだな」

とちょっと寂しくなるようなことを言っていた。今までは元気な爺さんだっただけに、そんな話を聞くと、本当に終わっちゃいそうにも思えてくる。

生ビールを一杯飲んでいる間に、爺さんがいなくなり、暗くなる前に電光看板の入力に表に出る。歩道の脇にしゃがみ込み、ママの持ってきてくれた生ビールを飲みながら。その横を仕事が終わった人々が歩いていく。仕事の様に見えても、ビールを飲んでやっているのだから、不思議な光景である。

P7180476_ 1時間ほどやっていただろうか。辺りが暗くなり、文字入力のリモコンも見えなくなって作業終了。店に入って改めて飲み始めると、早速カラオケを歌う。

2ヶ月振りとはいえ、以前は週に2回は来ていたから、のんびりと腰を落ち着かせて美味しく飲む。

しばらくしてから、近所の友達を呼ぶつもりだったことを思いだし電話をする。

南浦和の友達がやって来てくれた。久しぶりではあったが、時間もなくあまり話も出来なかったが、とても嬉しかった。

11時半を回った頃、南浦和に向かう。

「もう終電かもしれない」と思いつつも、暗闇のホームを撮ったりして、もしかしたら終電に乗れないかも…と。

P7190496_ 埼玉から東京に向かう電車だから空いていて気分がイイ。途中までは、どんどん乗客が減っていったが、田端からは少しずつ増えてきた。高校生ぐらいの女の子達も目立つし、泥酔した男性も目立つ。

「果たして彼ら、彼女らは無事に帰れるのだろうか」と余計な心配もしたくなる。

上野の駅前では、女の子3人が何やら相談をしたり、電話をしたり。どうも終電となり、足がなくなってしまった様だ。近所の友達の家に泊まらせてもらう算段でもしているのだろう。

とても便利な街、東京だけれど遅くまで飲んで終電となってしまうと、孤立感がある。普段なら160円で移動できるところも、歩くには遠すぎるし、タクシーに乗ればそれなりに料金もかかる。

P7190506_shop99 私はいつものように、西浅草を目指す。というか「99ショップ」の看板を目指す。駅から20分ほど歩いた所にあり、私にとってはオアシスのような存在だ。

途中で車道を歩く女性が。タクシーに乗りたいのか、彼氏の迎えを待っているのか、ふわふわと車道を歩く。そのうちにタクシーにクラクションを鳴らされて、左に避ける。彼女が振り返るとタクシーが止まってくれ、そのまま乗って行った。何なのだろう。タクシーは次から次へと走ってきているのに。料金を押さえるために、出きるだけ歩いてから乗ろうというのか、それともお金がなくて悩んでいたのか。

99ショップで私は一段落。冷やし中華と菓子パンとオレンジジュース、あとヨーグルトも買ったかな。

マンションに着くと午前1時を過ぎていたが、毎晩Blogを更新してきたので、写真を編集し始めた。Blogを書き始める頃には眠くて眠くて。そして途中で書きかけて寝てしまった。

そんなわけで、続きを今書いていると。さて、風呂に入って群馬に帰るか。明日は塩尻でワーゲンの集まりもあるし。

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