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2008年7月11日 (金)

上野物語5

P6130108_ 翌日は仕事。しかし、気持ち良く飲んだ翌日というのは、たとえ2時間しか寝ていなくても、清々しいものだ。遅刻をする事もなく仕事場に着く。

P6140148_ お店で女の子と仲良くなっただけで、向こうは仕事なのだろうから「電話をする」と言われても、どんなものかとも思うが、やはり期待をしてしまう。

金曜日、土曜日、日曜日と電話は来ない。

全てはその場限りのたわごとだったのだろうか。いや、そうは思いたくない。

P6100055_ 私は週が明けると、マスターのうどん屋に向かっていた。マスターに何て言おう。どうしてももう一度彼女と短くても良いから話をしたい。真意を訊いてみたい…。

いつもの様に「キリンラガー」を頼む。いつもと同じで、楽しいお客さんがカウンターに集う。年配のおばちゃんもいる。

話が盛り上がってきた頃、お客は私ともう一人、染矢さんになっていた。ビルのシャッターも閉まり、私達が帰れば閉店である。そんな頃にマスターが言った。

「じゃ、軽く行こうか。1時間五千円で」

私の気持ちが分かったかのように、マスターは服を着替えると、私達二人をこの前の店に導いてくれた。

「今日は1時間で帰るからね」と私が言うと、染矢氏も

「おれも帰るよ」と。

しかし、結局は1時間で帰れるはずはなかった…。

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