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2008年7月12日 (土)

仕事帰りに湯島に下る

P7070152_ 一日おきに本郷三丁目の客先に行っている。西浅草のマンションからは鉄道利用がとても不便である。そこで、朝は銀座線の末広町から歩き、帰りは上野まで一気に歩く。

P7070104_ 一度、上野まで行き、そこからリセットして西浅草まであるいたが、それでも1時間ほどだった。

客先は湯島寄りだから、ホテルが立ち並ぶ三組坂を下る。ここが一番歩きやすい。古い家も点在し、少し前に流行っていたであろうホテル。ちょいと寂れかけた風情がよい。

P7070109_ この坂は真っ直ぐに続いているので、眺めもよい。あまり広くはない道の両脇には、あまり大きくはないビルが立ち並び、一昔前の東京が残るごちゃついた光景が好きだ。

P7070113_ 坂を降りきる手前の角にオレンジ色の綺麗な花が咲いていた。玄関先などに花を植えたり、植木鉢を並べたりする習慣が残っている。

P7070120_ 大通りに出ると、地下鉄の湯島駅方面に向かって歩く。通りの反対に、洒落た看板建築の店舗が続いている。そこを切り取れば、とても懐かしい光景だ。

P7070134_ その先の信号の角には、瓦屋根の木造建築も残っている。昔は、こんな感じの店舗が並んでいたことを想像させる。私の地元の前橋市は、戦災で市街地の8割が焼けたというが、子供の頃には、駅の南の方に、こんな感じの商店が並んでいた。

P7070147__2 その信号の先を見ると、これまた渋い建物がある。看板には「キムラヤのパン」とある。こちらは、これまた洒落た、立派な佇まいの看板建築の商店だ。

P7070153_ パン屋の方へ道を渡り、反対側を見るとビルの隙間にポツンと木造の商店が残っていた。物干し場に並んだ洗濯物から、まだ生きているという強い生活感が伝わる。

P7070160_ 狭い路地があったので、そこを入ると、これまた洒落た建物が現れた。黒門小学校だ。以前、この辺りに仕事で来たことがあるが、こんなに洒落ていたとは気が付かなかった。

もちろん、空地もあるし、新しいビルが殆どだが、その隙間に点々と古い時代の建物がまだ残っているのがよい。

地方都市なら、区画整理で一瞬にして全ての古い家が姿を消してしまうことが少なくないのだが。

そんなところが残っているから、東京の街は無意識に歴史を感じさせてくれる。

新しいものが良くてやって来る若者もいれば、懐かしいものに触れて喜んで帰る年配もいる。

東京って、いいところだよね。

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