緑の北橘、今井醤油周辺
春になったかと思ったら、あっと言う間に緑が生い茂ってしまった・・・そんな感じに思えた。
それにしても、美しい緑の中の日本家屋は良い雰囲気だ。あの柿の木も若葉を付けていた。点々と小さな咲く花々も美しい。
今井醤油から、聖酒造の北に抜けると、鮮やかな黄色い土壁の蔵がある。緑や花々が咲く中にとても栄えている。
通りに出ると、大きな立派な家がある。近付くと、その大きさに驚くほどだ。天気が良くて、暑い日だが、大きな木が生い茂り、涼やかである。
その家の大きな門の正面に、木陰を抜ける小道があった。そこを覗くと、途中から、しばらく先まで板塀が続いている。
「こんな山の何もないようなところなのに」
「こんなところに・・・」
大きな門のところには「郵便のマーク」と「ポスト」がある。ここがこの集落の中心であったに違いない。今は、住人しか通らないような小道だが、昔はここを人々が行きかったのか。奉公人や地元の人々が、度々集まり、中心になっていたのだろうか。
しかし、緑の中を行くのは、それだけで気持ちがいい。
集落に出て、山を下ると、今井醤油の通りに出て、そこまで戻り、一回り。
しばらくその辺りを散策して、ワーゲンに乗り込み、聖酒造の前の通りに出て、北上する。ずっと行けば、北橘歯科の通りに突き当たる。
その手前に「木曽三社神社」があるのは知っていたが、いつも通り過ぎていた。今回は左手に注意して走り、木立の中の鳥居を見つけることが出来た。
鳥居の正面が駐車場となっており、そこにワーゲンを停めると、木立の中の鳥居に向かった。暗い中を抜けて驚いた。
眼下に素晴らしい光景が広がっていた。下り階段が続き、その先、少し上がったところに木曽三社神社が見下ろせた。
ちょっと身震いをするほどの光景だった。こんな身近にありながら、今まで知らなかったとは。
知っていても立ち寄る人は少ないかと思う。それだけに、古い昔懐かしい風情のままに見える。小さな森の中に、こんなに素晴らしい光景が潜んでいたとは。
帰り道は、出来るだけ古い街道を選びながら市街地へと下って行った。
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