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2008年3月25日 (火)

西川口から川口へ その2

P3200132_ いやはや、桜の開花も迫っているというのに、なんと雨の冷たいことか。靴の中も、ズボンの裾も冷たくなってしまった。

それでも、懐かしい光景が所々に現れ、ついつい冷たさも忘れるほど。

P3200149_ 次々と現れる古い家などに興味を示している内は良かったが、川口駅のところの広大な公園には閉口した。

広くて、タイルが貼られた階段は水はけが悪く、歩く場所によっては、川のようになっている。

冷たい思いをして公園を、もたもたと歩き、なんとか川口駅に辿り着き、一息をつく。ここからは線路の反対側を、出きるだけ屋根沿いを歩き、目的の工場に向かう。

その途中、線路沿いを歩けるような場所を見つけ行ってみる。すると、そこは小さな公園で、袋小路になっていた。

私の子供の頃は、小さな公園や、神社の裏などで遊んでいたが、今の子供たちは、こんな公園で遊ぶのだろうか。

P3200153_ その先には、綺麗なマンションのような、公共施設のような建物が建ち、その周囲が小奇麗な公園となっている。

ここも誰が、遊ぶのか、散歩をするのか。綺麗な敷石は、やはり水はけが悪く、靴や靴下は、どんどん水を吸い込んでいく。

その公園の隣りに、古い工場がある。とても年季が入ったその工場は、公園の中の一つの施設のようにも見える。

P3200159_ 建物と建物の間には、無骨な配管が覗いている。鋳物工場だから、キューポラのための配管なのだろうか。

公園内に配置された年代のもののキューポラよりも、本物の迫力というものが漂っている。

P3200161_ 公園の一角には、ジャングルジムが、お洒落に設置されていた。

雨に濡れて一段と凄味を増している工場と、真新しい、まだ誰も遊んでいないかのようなジャングルジムの対比が美しい。

昨日今日出来た施設と、大昔からある工場。

実際に仕事をしながら、改築や増築を繰り返して来た工場と、机の上で、頭の中だけで、デザインされた実用性の感じられない公園。

ある面、川口っていい所じゃない。

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