« 久しぶりに家族4人でワーゲンで | トップページ | まもなくワーゲン・シーズン »

2008年2月26日 (火)

実は、誕生日。内緒で桂川を

200801190119_r_04_ 2月25日は、私の誕生日。

「おめでとう」と届いたメールは、メール会員になっているガソリンスタンドのメールだった。

だからというわけではないが、17日に買った「桂川」を開けた。

本当は先週の月曜日に飲むつもりだったが、群馬の自宅に忘れてきてしまった。

そして、1週間待って、私の誕生日に南浦和の居酒屋で、たまたま隣りに座っていた人とも味わう事となった。

「桂川」の「純米吟醸」というもの。これも醸造元の柳澤酒蔵でしか買えないお酒。

「生酒」を買って帰った時、私は口当たりが甘いと感じていたが、お袋さんが「これは辛いお酒だね」と言った。

それだけで、酒の深みがわかるというもの。

甘い香り、そして口当たりの優しさ。しかし、飲んだあとにくる辛味。

それらが、微妙に同居して、味の深みを作っているのだ。

そんな話をワーゲン仲間との飲み会で話たら「あれは美味い。」、「桂川は美味しいよ。」となったのである。

そこで、翌週に醸造元に行き、買ってきたのであった。

子供の頃に、欲しくて、しようがないおもちゃを買ってもらった、そんな気持ちに似ていた。

もう、嬉しくて、嬉しくて、月曜日に行き付けの居酒屋で、常連さんと味わうのを楽しみにしていたのだが、仕事に出るのが忙しくて忘れてしまった。

それから1週間。楽しみにしていた日がやって来た。

「なま酒」と比べたら、それは違うのは分かっている。

口に近付けると、甘い香りが漂った。口当たりは、御湖鶴に似た柔らかい甘さだった。御湖鶴は、そこからスイスイと飲める、心地良い酒だった。

すると、隣りで飲んだ人が、「これは辛さがありますね。」と口に出した。

そう、香りや口当たりは甘い感じなのだが、飲んだときに辛味がある。絶妙なのだ。

いやいや、これは面白い酒である。スイスイと飲める酒ではない。それよりも味わいを楽しめる酒というのだろうか。

小さなグラスで、一杯ずつ飲み、余韻を楽しんだ後、私がもう一杯。二人で一合ほどであろう。私たちは、それで満足をしてしまった。

面白いものだ。幾種類も飲んでいるわけではないが、美味しいと云われる日本酒を飲んでいるうちに、味がわかるようになってきた。

数年前、日本酒のソムリエという人と良くスペイン料理屋で、ワインを飲んだが、「日本酒と言ったって」と軽く思っていたのだが、こんな味わい深いものとは。

居酒屋で、美味しいお酒と高い値段の日本酒があるが、是非飲んで、味わって飲み比べて欲しいと思う。

私は小さい頃、家に沢山人が集まる新年会やお盆などがあったが、その時に、良く父親やおじさんのの胡座の上に座らされ、おちょこで日本酒を飲まされた。

時折、その時の味が蘇る時がある。それが基準で、私は「美味い」などと言っているのであるが、そんなお酒は、誰が飲んでも美味いという傾向がある。

いやいや日本酒も楽しいものである。高いと云っても、四合ビンなら千数百円程度のものである。

味覚というものは、言い表したり、文字にしたり、データにするのは無理なものではあるが、明かに自分の中では覚えていて、比較できる。面白いものである。

日本酒というのは、大人のおもちゃかも知れないと、思う今宵なのであった。

|

« 久しぶりに家族4人でワーゲンで | トップページ | まもなくワーゲン・シーズン »

酒蔵」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/515771/10761109

この記事へのトラックバック一覧です: 実は、誕生日。内緒で桂川を:

« 久しぶりに家族4人でワーゲンで | トップページ | まもなくワーゲン・シーズン »