Ωループのたぬき
ここは山添にずっと雑木林が続いていて、四季折々に姿を変え、美しい花が咲く時もあれば、木陰や雨宿りの場を提供する事もある。
冬になるとさすがに葉が落ち、さっぱりとした感じになるが、この日の朝、そこを歩くと一部分で草が刈られ、木が切られた。
こちらの写真は1月5日に撮ったもの。うっそうとした感じが良いが、木が切られると、コンクリートの土台と、いくつかの建物が現れた。
ずっと雑木が続いていると思いきや、立派な建物が建っていた。
南側に茂った雑木。「これは切りたくなるわ」とも思うのであった。
ずっと続いていた雑木だったが、そこだけきれいに刈られ、ちょっと寒々しい感じもあるが。
その手前は、木の葉が落ちると、畑が覗き、その向こうにも雑木林が見える。とても長閑なところなのである。
最近は小島屋さんの脇を抜け、古そうな小道で川沿いの道に出て駅まで行っていた。昔は大きな沼地でうなぎが取れたのだと思うが、小道の脇には、木で囲まれた用水の跡のようなものも残っている。
さて、本題だが、今朝は久しぶりにΩループを歩いた。あの木が刈られたところに行くと、犬に似た何かがこちらを見ている。
目の回りはクマが出来たように、黒くなり、毛はぼさぼさとしている。何もないところで、キョトンとして、こちらを見ている。
今朝は比較的暖かくなったので、タヌキもいつもの雑木林に来てみたのだろう。
ところが、そこには雑木はなく、ただ空地となった斜面があるのみ。
「はて?どうしたことだろう…。勘違いだろうか…。それとも道を間違えたのだろうか…。確かここには林があったはずだ。」
タヌキはまるで、キツネにつままれたかのような顔をして、呆然と私を見ていたのだった。
ちなみにここ、小島屋さんの脇から、Ωループへの道が始まっている。バス通りを横切り、武蔵野線の高架を迂回すると、そのすぐ先も、立派なΩループとなっている。
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