日本酒を開けて
真壁町で買ってきた日本酒を今宵開けた。(上の写真は真壁町)
皆で飲もうと思っていたが、買ってから1ヶ月。なかなか機会がないし、今夜は飲んでも良い・・・と思い開けてみたのだった。
あの後に買った、「桂川」で馴染みの柳澤酒造の「生酒」があまりにも味わい深かった。
社長と思わしき親父さんの話が面白かった・・・と言うわけではない。
確かに今夜飲んだ酒は美味い部類に入ると思うが、何かが足りない。米の風味と言おうか。
柳澤酒造の親父さんは言っていた。酒の甘味、「ブドウ糖がアルコールに変わる」と。
「うちは、甘味を残して、アルコールの度数は18度ぐらいで押さえる」と。
「それが家の酒だ」とも。
確かに甘い感じがした。でも、昔、親父から飲まされた日本酒の辛さもあった。
お袋さんは、「これは辛いお酒だね」と言った。
「桂川の・・・」というと、「桂川といったらイイお酒じゃないか」と。
甘いとは思ったが、それは今のお酒と比べたら甘いのであり、それと反するように。今の酒の辛さとは違う、奥深い辛さがある。
それを飲んでしまったからであろう。今宵の酒は単純に辛かった。今風と言えば、そうであるが、あの味を味わってしまったら、全く違う辛さである。
真壁町の親父さんも「今の若い人は、こうゆう酒が売れる。と言って作っているけど、私はどうも・・・」と言っていた。
「生酒」や「にごり酒」で飲むと、薄めるの前の本当の味が分かる。それを心底感じた夜となった。
人それぞれ、茨城県真壁町の酒が美味いと言う人もいるだろうし、群馬県前橋市となった粕川町の酒が美味いという人もいると思う。
しかし、自分自身で実感した夜であった。
バブル期に、色々なワインを飲んだ。「これは美味い」と実感するものは僅かだった。
でも、寝かせれば美味くなるとか、暖めると美味い、冷やすと美味いを身体で学んだ。とても面白かった。ワインが高かろうと、安かろうと味わいを楽しんだ。
今、50を目の前にして、日本酒に目覚めた様だ。私の中にある基準は、小さい頃、親父に飲まされた味。あの頃の味を求めて、ちょっと日本酒を探して歩きたくなった。
今週末は三連休。大胡、大間々と日本酒を求めて、上電で訪ねたくなった。
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