新春は夫婦で真壁町
昔の真壁駅の所はサイクリングロードの休憩所となり、駐車場もありましたので、そこにビートルを止めて、トイレによって歩き出す。
今日も関東平野は良い天気。冬の日差しが強すぎて、写真が撮りづらいほど。
歩き出すと早速、元石屋さんに線路を発見。
昭和30年代までは、線路を敷いてトロッコを色々なところで利用されていたのだか。ここは石に文字を彫る時に使用したらしい。
車で走りぬけた際に目に留まった酒屋へ。正月の2日でしたが、掃除をしていた旦那さんに声を掛けると、中の見学を許してくれました。
いや、すごい。ここは凄い。明治時代から昭和にかけての建物が重なり合うように連なり、理屈抜きで美しい光景を造っていた。
上の写真、村井醸造の脇の道から。道に沿って連なる蔵も美しい。
酒屋の先が、今回の目的地。路地に線路が敷かれていました。道路から、奥の倉庫まで荷物を運ぶために使われており、結構な長さがある。
しかし、今回は路地の門が閉ざされていた…。写真が門の方から見た景色。向かいには古い瓦葺の家が並んでいる。右下に少し見えているのが、路地裏へと続く線路。
路地の奥が見たくて、裏手に回ろうと歩いていると、こんなものを発見(写真)。
路地の側溝の蓋に「丸石自転車」のホウロウ看板が使われていた。
酒造会社と、トロッコのある店の前の通り(写真)は、昔のままなのだろうか、あまり広くない道の両脇に古い家が点在している。
昔は、こんな商店街を良く見かけたものだが、道路の拡幅とともに建物が失われてしまったところは少なくない。
「よくぞまあ、残っていてくれた」
村井醸造では、「にごり酒」と「しぼりたて生酒」を購入。南浦和に戻ったら、お好み焼屋で、みんなで飲もうかと。
家を出たのが遅かったが、午後3時を回り、随分と日が傾いてしまった。
しかし、素直には帰らない。隣の旧「樺穂駅」へ向かう。もう駅はないので標識もない。勘で脇道に入っていくと、元駅の すぐ南に出た。
ホームのところにビートルを置いて、私は写真を撮りに出る。
線路跡のサイクリングロードに立つと南に綺麗に筑波山が見える。
東は石切り場のある加波山。
ビートルの写真の後ろに写っている石材屋さんが、ここに駅を誘致したらしい。
この駅の東側には人車軌道が入っていて、関東鉄道に沿って少し北上したあと、右に「ぐるっとカーブして加波山の石切り場まで行っていた」と地元のおじいさんが語ってくれた。
この畦道辺りが、もう一人のお爺さんが言っていた「トロッコ道」だろか。
左手の加波山には、点々と石切り場があったのが分かる。
もう日が暮れてきてしまったが、真壁、樺穂と、もう一度訪れて、散策してみたい。
古い建物を沢山見られるだろうし、昔のトロッコ道の跡も発見できるかもしれない。
「この町は古いんだよ」と地元のお爺さんが言っていたが、それだけに様々な時代の、様々なものやお話が眠っているように思えた。
是非、皆さんも茨城県桜川市の真壁と、旧樺穂村を訪れてみてください。
懐かしいものを感じることが出来ると思います。
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